GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

東東京WALKER

走る、泳ぐといった運動にことごとく挫折を繰り返したオイラだが、現在続けている歩きは意外と続いている。

「ウォーキング」と呼びたいところなのだが、ただ歩いているだけなのでやはりこれは「歩き」としか呼べない。

 

ダイエットだけであれば自転車でもいいのだが、「何時間立ち読みしても疲れない」「休日に歩いても疲れない」足腰を手に入れることも目的としているので歩くことにしている。

 

12月は208km、1月は194km、2月は226km、3月は13日時点で90km歩いている。

雨の日はあまり歩かず、休日にはもっと歩くと考慮して、平日は1日平均で6~7kmぐらい歩いている計算になるが、家から会社まで1kmだから往復で2km、昼食時に0.5~1km歩くが、それ以外の距離は散歩で稼いでいることになる。

そのため、会社帰りに色々なところに歩いて帰ることにしている。

 

銀座や丸の内や佃あたりまで歩いて帰ることも多いのだが、最近のマイブームは歩きたいところまで歩いて電車で帰ってくるというパターンだ。

昨日は母と長電話をしながら歩いていたら国立競技場まで歩いてしまった。

今日は森下経由で清澄白河まで歩いた。

そんな感じで、麻布十番や六本木や秋葉原や曙橋といったバラバラな方向に向かってトコトコ歩いている。

 

できれば、勝どき駅にまっすぐ帰れる大江戸線沿いの駅、もしくは月島駅に出られる有楽町線の駅まで歩きたいのだが、要は都営地下鉄東京地下鉄のどちらかにアクセスできればいいので、どこまで歩いても別にいいわけだ。

用もなく遠くまで歩いて電車で帰るという行為はカネと時間の無駄といえば無駄なのだが、遠くまで歩く楽しさにかかる経費が運賃程度であれば十分に我慢できるし、帰りの電車で読むための本もちゃんと用意して歩いている。

 

自転車に乗ると、意外と坂の多い東京においてどこに坂があるかに目ざとくなって、どこを通れば坂を避けて目的地に着けるかに詳しくなるのだが、歩きの場合は自転車の時より視界に入る店舗などの情報量が多いし、実は新橋から溜池までは歩くとかなり近いということが身を持ってわかり、築地から赤坂や六本木であれば、築地→銀座→新橋→溜池→赤坂or六本木と行けば結構近く、1時間弱程度で着くだろうといった、どうでもいいといえばどうでもいいことが身体感覚でわかるようになるのである。

 

とはいえ、西のほうまでは歩けないから現在のところは東東京WALKER状態といえるだろう。

西東京WALKERを目指すあまり、電車→徒歩→電車になってしまうと時間のロスが大きいし、そもそも、休日の散策で東京中を網の目のように歩いてしまっているので、もはや新規の道路は生活道路ぐらいしかなくなってしまっているわけで、それは現在の東東京WALKにおいても同じなのである。

 

あと、これからの問題は暑くなってくると歩くことがなかなかできなくなることだ。

歩くことはできるのだが、汗かきの俺の場合、汗を止めることができないのだ。

自転車もいいが、足腰の強化という意味では不安が残るし、走るのは辛いし、いったん家に帰らないといけないし、遠くに行けないので二の足を踏む。

まあ、暑さに応じてどうするかについてはこれから少しづつ考えようと思うが、最も問題なのは、それでもちっとも体重が変わらないということなのである。