GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

そして、大人=普通のドライブへ…

大学を出てすぐの頃は、オールできる体力があって金はなかったものだから、ドライブに行く際には夜中の4時頃に車を借りて下道で4〜5時間ぐらいかけて目的地に行って、一日中現地を楽しんで、夜になって下道を走って帰り、ドンキホーテなどで買い物までして、夜中の3時頃までに車を返していた。

 

その後、少し体力が落ちて少しは金があるようになったし、高速料金の割引なども始まったりしたので、高速道路を使うようになった。

そのおかげで出発時刻は朝6時頃で、渋滞が治まる頃に帰途につき、返却はその日のうちにするようになった。

 

つい最近までは、「ここに行ったからにはこっちも行っておきたい」だとか、「この道路通ったことないから通ってみたい」と思って、多くの見どころを線で結ぶようにドライブしていたので一日の走行距離は500〜600キロというのが普通で、一日中車に乗っているわ、こんなに走っているのに時間的余裕がないわで、ドライブをすると体力と気力を結構消耗していた。

 

この頃になってやっと、日本で行きたいところには大体行って、関東発のドライブ圏もおおむね制覇してきたのだが、これによって旅行のスタイルやドライブのスタイルが普通の人と同じように、線で名所を追いかけまわすのではなく、目的地をゆったりと堪能するスタイルに変えることができるようになった。

 

ほぼ毎年、富士山周遊と紅葉鬼押し出しから見た浅間山志賀高原ニッコウキスゲが咲いている時期のビーナスライン日光・中禅寺湖・戦場ヶ原の4ヵ所あたりは現地に行って目に収め、現地の空気感を存分に味わっておかないと気が済まなかったのだが、この頃になってやっと、「今年は見なくても来年でいいか…」と思えるようになった。

これも悪く言えば「飽き」ともいえるが、良く言えば「余裕が出た」ということでもある。

 

そんなわけで、今頃になって、やっと普通のドライブガイドに書いてあるような、高速道路で現地に行って、現地を楽しんで、高速道路で帰ってくるだけというスタイルのドライブを味わえるようになったのだが、この境地に達するまでに要した時間が長かっただけに実に感慨深い。

こうすると、現地滞在時間は4〜5時間しかないが、朝に出て夕方に帰ることができ、走行距離も350キロ程度に抑えることができる。

 

ところで、渋滞が嫌いな人はいないと思うが、俺の渋滞嫌いはそれこそ半端ではないので、現地に行く前はNEXCO東日本のホームページの渋滞予想きちんと見てその時間を避けて通るように気を使っている。

関越道・東北道常磐道はピークを避ければそこまで酷い目に合わずに済むが、誰もがトラウマとなっているであろう東名と中央道、特に小仏トンネル付近の中央道上りの通過時刻についてはいつも頭を悩ませる。

見どころの多い中央道沿線の山梨・長野に行っても13時にはしっかり帰途についておかないと酷い目にあう。

早朝に起きて早く帰る手はあるが、無理やり早起きをして一度生活リズムを崩すと取り戻すのに1日〜2日かかるようになっているわけで、そういった無理はもうしたくないので、もはやそうなると日帰りというよりは一泊して日曜日の早めに帰るしかないのかなと思い始めている。

そうなるとそれなりの温泉宿に泊まりたくなるから予算は数倍に膨らむわけだ。

あとは、トレン太くんじゃないけど、列車を上手く使うという手もあるが、天気予報を見て晴れを確信して予約を始める俺のスタイルにこれが合うかは微妙なところっす。

 

あと、関越道以外では首都高を使うので問題ないのだが、練馬に住んでいた頃と違って、関越に行って帰るだけでそれぞれ1時間弱の時間を要するようになったので結構歯がゆい。

ナビが示すように首都高→外環→大泉→関越というルートで走ればそうでもないのかもしれないが、いくらなんでもそんなルートで走るほどにはリッチではないので…。

 

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