GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

ロンドンオリンピックの感想…MY第1位が我ながら泣ける

一つのスポーツで17個の金・銀メダルおよび34個の銅メダルを出すレスリングや、14個の金・銀メダルおよび28個の銅メダルを出す柔道・カヌー・重量挙げがあれば、1つしか金・銀・動メダルのない球技が同列で扱われ、そもそもメジャースポーツとマイナースポーツでは競技人口に著しい差がある。

そのような条件において国別でメダル数を争う意味がそれほどわからない。

そもそも、それぞれが全く関係ない個の争いなのに、国別の争いにしてしまう意味もわからない。

 

競技別では毎年世界選手権のようなものをやっているのであろうに、そういうものには全く注目せず、オリンピックの時だけ騒ぐことへの違和感もある。

 

ところで、世界で最も層の厚いスポーツであるサッカーはあれだけ強いのに、オリンピックになると毎回メダルが少ないスペインやブラジルのような国は実際はどうかわからんのだけど、変にガツガツしてない感じがして、俺は逆にカッコいいなあとも思うのだが、メダルをとった取らないだの、メダルの数がどうだのとこだわるなんて野暮な話だねえ…と思いながらも国別のメダル数は気になるし、連夜のテレビ観戦で寝不足にもなりますわね…。

 

中国や韓国があれだけ強いから一概にそうとはいえないのだが、スポーツの世界においてはどうしても人種差というのを強く感じてしまうのだが、人口当たりのメダル数とGDPに対する強化費の割合の相関では日本がトップという記事をネット上で見た。

人口当たりのメダル数が多くないのに、強化費の少なさに対するメダルを生み出す効率がトップということは、日本がいかにトップスポーツ選手への強化費を拠出していないかということになるのだが、選手には申し訳ないけど、裏を返せば日本が国威発揚のためにスポーツを利用していないということの表れでもあり、逆に誇らしくも思う。

とはいえ、あれだけの才能を発揮できる人がろくに競技をやる環境がなかったり、実業団頼みだったりするのは不遇だから多少は改善してもいいようにも思う。

 

だけど、スポーツというのはトップ選手のためというよりは、一般市民の生活におけるスポーツ習慣の啓発が重視されるべきで、残念ながら日本人は欧米諸国と比べて圧倒的に一般市民のスポーツに親しむ習慣がないのだと聞く。

「スポーツはやりすぎなければ健康に良いのだからもっと国民に浸透すればいいのに…」「特に水泳なんて健康にいいぞ~」と思う。

 

ところで、今回のオリンピックで衝撃を受けたことのダントツの1位はアメリカの競泳選手がプールでの放尿を普通と言い切ったことである。

ちなみに、2位はボクシングミドル級での村田諒太選手の日本人選手金メダル、3位は松本薫選手のファイティングスピリッツである。

先ほど「特に水泳なんて健康にいいぞ~」などと書いたが、たとえ、これが海外の話で日本ではそうでないにせよ、潔癖症気味の俺にとって、もう水泳だけは生理的に勘弁である。

正直、個人的には「ありえない!」を100回呟きたくなりましたよ…。