GOODDAYS

  世の中の歪みをかいくぐってひたすら逆張りの人生を歩む俺の意見

プチバカンスと考えてみる

一日を構成する行動で、ネガティブな感情で行いやすい行動としては、仕事・通勤・身支度・家事・人によっては勉強などがきて、ポジティブな感情で行いやすい行動としては、食事・入浴・寝るといった行動がくる。

それ以外の時間をおおむね自由時間と考えた場合、自由時間のすべてを趣味の時間に燃やしつくす趣味人もいれば、人と飲んで語らう人のが好きな人もいれば、ぼーっとしている時間を大切にする人もいるであろう。

仕事大好き人間でもない限り、多くの勤労者にとっては、休日が楽しみだし、平日も自由時間が一番の楽しみであろうと思う。

 

とはいえ、自由時間のすべてを趣味に没頭したり、人と語らう時間にのみ使うほどにアクティブな人は少ないのではないかと想像するのだが、多くの人にとって、ぼーっとしている時間や一息つく時間というのもとても貴重な時間であり、それこそががんばった自分へのご褒美的な時間であるともいえるだろう。

 

ところで、ヨーロッパ人は長期のバカンス中に徹底的に何もしないそうだが、極端な言い方をすれば、彼らは何もしないことを最上のご褒美と思って生活しているともいえる。

何かとせわしない日本人にはなかなか真似のできない楽しみ方だろう。

 

日常生活を振り返った時に、信号待ちだとか、エレベータ待ちだとか、何もしていない小さな時間というのがあるが、その時間をネガティブに思わず、「プチバカンス」と考えてみることによって、イライラタイムをバカンスタイムに変えられるのではないかと最近思っている。

 

そもそも俺は、何もせずに、信号待ちやエレベータ待ちや電車待ちをするのが何よりも嫌いで、これを前向きな時間に変えられたら革命的なことだ。

 

日常生活において、自由時間に一息つく時間をご褒美としているわけだし、休日や長期休暇に何もしないことを贅沢と思うのであれば、信号待ちの何もしない時間を思いがけないバカンスと考えて、無の時間を楽しむ、楽しめるように心がけてみるという俺の中の試みである。

 

無の時間に何かを考えてもいいが、むしろ、何も考えないというのもオツなものだと思う。

以前より、無を楽しむために部屋を暗くして何も考えずに、ろうそくの火を10分ぐらいひたすら見つめるというのをやっているが、この時間はけっこう好きである。

わずか10分間をとても長く感じることもでき、そのこと自体も贅沢に思える。

 

また、多くの人が日常の小さな無の時間を味わうようになれば、ろくに前を見ずに携帯電話の画面を見ながら歩くような手合いが減って粋だと思うのだが…。