GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

地雷

今年で35歳、上京したのが18歳のときなので、半分は東京にいる。

この前、串揚げ屋に行った時にカウンター越しで串を揚げている東京出身という若いイケメン店員が、「どこ出身ですか?味がありますよね?」と俺に言い放ちおった。

 

もう諦めているとはいえ、いつまでもなまりが抜けないことを俺が本気でコンプレックスに思っていることをおまえは知っているのか~!

多くの人はなまりのオン・オフを使いこなせるのだが、俺にはそれが難しくてたまらんのだ。

俺がもうその串揚げ屋に行かないと心に決めたのは言うまでもない。

 

俺は宮崎には1年か2年に1度ぐらいしか帰っていない。

それなのになまりが抜けない。

たぶん、両親や弟と携帯電話やスカイプで話し出すと2時間ぐらいは話し込むことがけっこうあるから宮崎弁のほうは流暢に話せる自信はあるものの、そのせいでなまりが抜けないのだと思う。

ちなみに、母とならともかく、父や弟とも長話になってしまう理由は、政治・経済・国際・社会情勢の話になってしまうからである…。

 

「旅先でどちらから?と聞かれると笑顔で東京からです!」と答えているが、「もし、その割になまっているなあ…」と思われていたら近くの穴に入って出てきません。

もしくは、「でもね!東京ってしょせんは田舎者の集まりよね!」と思って自分を納得させます。

 

宮崎のはにわ