休日には散策するエリアまで電車で行って、その後はずっと徒歩で散策することも多いのだが、基本的には移動手段のほとんどが自転車なので、自転車が車道を走ることが徹底されるだのされないだのという話題はかなり気になっている。
昔から自転車は車道というのが法律的な原則であることはわかっていたが、住んでいる近辺の歩道の幅がどこもかなり広いこともあって、以下のような理由で、人が密集していない限りは歩道を走ることが多い。
- 排気ガスを吸いたくない。
- 車に轢かれる可能性がある。
- 歩道を走ることに罰則がない。
- 路側帯付近の縦方向のデコボコにタイヤがとられないか心配である。
- 車道が片側一車線の場合には車の邪魔になるうえ車からのプレッシャーを感じる。
- 交差点直前で車線数が増えて左折車線が路側帯を消すため自転車ですり抜けられない。
- 都心部ではタクシーがどこで急に路肩にすり寄って止まるかわからなくて怖いこと。
- 駐停車している車のわきをすり抜ける際にドアがいつ開くかわからずとっても怖い。
などが理由で人が多くない限りは歩道を選ぶことが多かった。
1~5の要因はまだ我慢できるが、6~8の要因は車道を走る上でかなりのストレスとなる。
特に8は、自転車に乗る度に脳の中で「いきなりドアが開いてそこに自分が突っ込んでしまうシチュエーション」を想像してしまって勝手に恐怖におののいている。
とはいえ、早く移動することを考えれば自転車で車道を走るほうが合理的である。
住んでいる勝どきや仕事をしている築地エリアから、人の多い銀座方面に行く時は片側一方通行の道路で車と同じ方向に走るか、思いきって車道を車並みのスピードで走り抜けるようにしないと、歩道を走ったら歩行者にも邪魔だし、こちらも移動に時間がかかって仕方ない。
自転車で車道を走ることは基本的に歓迎したいが、先に述べたような要因を解消する方策を立ててもらわないと怖くてしょうがない。
ところで、俺は車はレンタカーで小旅行に行く時以外は運転しないし、車という必要悪な乗り物の存在を認めはするが、環境には悪いし、全く好きではないので、車のことやドライバーの心理的負担のことなんぞ知らん。
そうそう、自転車で歩道を走るときは歩行者が優先されるべきと思っているので、歩行者が横に広がっている場合も、決してベルはならさないし、自然に開けてくれるまで待つか、口で申し訳なさそうに「すみません」と言って開けてもらうことにしている。
とはいえ、携帯電話片手の歩行者が多すぎるので、その横をすり抜ける時は、じいさんばあさんの横をすり抜ける時と同じでいつもビクビクする。
こういう道の車道も怖い