GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

オリンピック都市落選・中川昭一氏・橋下知事・亀田大毅選手

10月の天気がいい日はやっぱり一年で一番気持ちが良い。

でも、今日、ベルトに新しい穴を2つ空けた。

 

俺個人にとっての大きな変化は異動で今月から課が変わったことだが、世の中のニュースで大きかったのはやはり東京の2016年オリンピックの落選であった。

 

自分の住んでいる場所や働いている場所がオリンピック施設予定地の至近にあるため、どちらに転ぼうと気になって仕方なかったのだ。

何度も開催しているアメリカ、北京が終わったばかりなうえ2度目になる東京、バルセロナでやったのにまたやる気でいるマドリッドより、プレゼンテーション云々を抜きにしてリオに優位性があるのは誰の目にも明らかだったように思うが、やっぱりリオに収まった。

それにしても、マドリッドやリオの盛り上がりを見ていると、全然盛り上がっていない東京でやるのは申し訳なかったとしか言いようがなかったように思う。

 

中川昭一氏の死にもビックリしたが、もう復権することはなかっただろうし、真偽の程は明らかではないが、お父上の自殺でなかったということだし、こんなに多くの人に惜しまれながら亡くなったのだから“人間”としては同情差し上げる他ないが、“政治家”としてはいい散り際だったようにも思える。

ところで、谷垣氏も保守、中川氏も保守、河野太郎氏も保守と言っているが、こう節操なく誰もかれもが「保守保守」と言っていると、そう叫んでカッコつけているだけでないかとすら思えてくる。

河野氏の保守はまだ理解できるとはいえ、谷垣氏の宏池会の唱える「保守本流」という言葉にはずっと違和感を覚え続けている。

ところで、青嵐会の流れをくむ中川氏らの唱える「保守」というのは、中国脅威論的な論議を真正面からとなえる「保守」であるが、国益重視と言っておきながら経済を含めた総合的な国益には反していると言わざるを得ないだろう。

今の国際情勢においては面従腹背ぐらいがちょうどよろしいように思う。

リベラルが全く好きではない俺ですらそう思うのだ。

ところで、旧来的な財政出動を志向し続けているという意味では、谷垣氏や中川氏の唱える「保守」が国の財政をダメにした原因とも言えるであろう。

 

オバマ氏のノーベル賞受賞については早すぎる気もするし、アメリカがそれで取れるなら日本は何度もらってもいいわい!と思ったりもするが、「世界の人々により良き将来への希望を与えた」とくれば確かにそうだから仕方ないと思わざるを得ない。

また、オバマ氏に国際的なプレッシャーを与える意味でも上手いな~と思った。

 

橋下知事が府職員の「不適切な表現のメール」云々で物議を起こしているようで、俺は大阪府民ではないけど、この自治体の職員に対して公僕としての全体的な意識の低さを感じるため漠然と橋下氏を支持しているが、これについてまたマスコミにモノを申したい。

ソースがスポーツ報知だからしょうがないとはいえ、クレーマーの人数で世論を計るのはいい加減にやめて欲しい。

メールならともかく、こんなことでいちいち電話するヤツなんてみんなどこかおかしいのだ。

もしそれをやるなら2ちゃんねらーなどのネット上の世論も併記しないとダメだよな…。

 

不適切な表現のメールが返信されてきたことを理由に、大阪府橋下徹知事(40)が40代の女性職員に厳重注意した問題をめぐり、賛否両論の意見が府に殺到していることが9日、分かった。

処分を発表した8日の時点では93件だったが、一夜明けて急増。

電話やメールでの意見は、2日で計432件と膨れあがり、府職員は終日対応に追われた。

府民課によると府民以外からの意見も多数。マレーシアに住む日本人からのメールには「今回の騒動は情けない。遠い国から憂えています」などと書かれていたという。

432件のうち、橋下知事が下した処分に肯定的な意見は56%の242件。

8日時点では93件のうち批判的な声が53件を占めていたが、9日になって賛否が逆転した。

一方、知事に否定的な声は190件。

「気に入らない人間を排除する独裁者」と、過激な言葉で非難するものもあったという。

  

亀田大毅選手が世界戦再挑戦に失敗した件について。

前の失敗で世間に叩かれすぎたこともあるけど、何といっても、ボクシングが大好きな長男と三男に囲まれて、一人だけ「ボクシングは単なる仕事で好きでないけど、俺はボクシングしかやってこなかったし、ボクシング以外でお金を稼ぐことができないから…」と発言しているうえ、三人の中で一番センスがないと言われているあたり、また、ひきこもりがちで絵を描くのが大好きというあたりに同情して応援していたのだが、あの手数の少なさと中間距離から近距離へつなぐ際の手の出なさには終始ため息をつかされた。

なんで手が出ないんだろ…。

それをセンスがないと言ってしまっていいのかわからないが、あの手の出なさが治らないとなると今後も不安だ。

さすがに5R以降は持ち直していたが、誰が見ても1~4Rはお互いにダメージがないままポイントだけをいとも簡単に明け渡してしまったように見え、もったいなすぎるとしか言いようがなかった。

勝負は全部ポイントをとられてしまったであろう序盤の4Rで決まっていたと思う。

また、提訴だの再戦要求だのと言っているようだが、今回はチャンピオンの調子が良くなかった気がするから再戦しても、どうかなとも思った。

でも、大毅選手の潔い態度には好感を持った。

ところで、映像を見ていないのでなんとも言えないが、西岡選手の防衛は当然ながら、ホルヘ・リナレスのKO負けっていうのはどういうこと?とこれもビックリガックリなニュースであった。

 

先週は聖地チベット展、昨日は原美術館、明日はフジフイルムスクエアと再オープンした山種美術館、17日はビヨンセコンサート&鉄道博物館&ジョンレノンミュージアム、21日は劇団四季アイーダ、26日はK-1 MAX、その次は「華道家 假屋崎省吾の世界」と…芸術の秋ならではの鑑賞・観戦イベントが勝手に俺の中で続く。

まだしばらく混んでいるだろうけど根津美術館にも行きたいなあ…。