GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

藤井財務大臣の円高容認発言のトホホ

自民党は総裁選で負け方が足りなかったというか、新総裁人選では無風で谷垣禎一氏就任とやる気のなさ発揮したが、これで民主党は安心して参院選に臨めるわけだ。

新執行部人事についても改革派や若手を顔に据えるだけで全然イメージは違ったのに、聞いたこともないような人ばかりを据えて国民にアピールする気がさらさらなし。

 

民主党には是非とも参院選で勝ってもらって、参院選過半数をとった後は連立政党のことを無視して両院で選挙のない3年間で思う存分大掃除をやって欲しいものだ。

特に国民新党は今ならば切ってもゴタゴタしている自民党の追及もそれほど効果ないだろうけど参議院のことを考えると連立に取り込まざるを得ないわけで苦しい台所ですな。

 

藤井財務大臣円高を容認する発言を繰り返しているが、この辺が民主党政権の大きなマイナス部分でしょうな。

 

多少のことには目をつぶって、とりあえずは官僚支配打破や特殊法人改革に精を出してもらうしかないでしょう。

関係ない話だが、小泉ジュニアの発言内容やオーラにはなかなかのものがありますな。

 

話は変わる。

八ッ場ダムの件だが、発電に使う気がなく、首都圏は水資源に困っていないとのことで、治水が目的ということらしいが、計画から40年間、ダムがなくても洪水が起きたりしていないのだから普通に考えていらんわな。

 

また、話は変わる。

昨今、製造派遣禁止問題で労働力が海外に行く云々ともめているが、最近は日本企業の海外進出が加速度的に進んでいるようだ。

製造業だけでなく、ヤマト運輸ファミリーマートユニクロとありとあらゆる業態が競って海外に打って出ている。

そりゃそうだろうし、これはとても良いことだと思う。

これまでの日本は国内マーケットが半端なく大きかったし、日本人は語学力や国際性や交渉力に劣るから製造業以外の産業がこれまで海外に打って出るメリットは薄かったが、人口減が始まった今、国内だけでやっているあらゆる産業は業界のパイを広げようと思ったら海外に打って出ざるを得なくなっている。

海外に打って出なくても安泰そうなののはシルバービジネスとペットビジネスぐらいであろう。

人口が減ることによって日本経済は縮小を余儀なくされるが、世界経済はまだまだ膨張を続けているし、そうやって外に出るうちに日本におけるガラパゴス状態が解消されていくというメリットも享受できるであろう。

でも、俺は英語はからっきしだし、今の仕事を辞めたら他に食えるスキルがあるわけじゃないからこうやって傍観者的な意見を述べるだけだがね…。