先週は両国に相撲のトーナメントを観に行った。
会社&中央区の福利厚生で買った大幅割引チケットは後方の升席だったのだが、真西の通路沿いだったし、4席分に4人で座れるようになっていたため半分寝転がる体勢で見られたので大変良かった。
相撲で強く印象づけられたのはドルジの圧倒的な存在感であった。
色々と関取はいるが、ドルジの存在感とは比べるべくもない。
周囲に目をやっても、アンチの観衆がダントツで多いとはいえ、ドルジの相撲は一際沸く。
昔、「本当に精神を病むような弱いヤツなら真のヒールじゃないから相撲界を去れ」というような人と違う意見を書いて、朝青龍が相撲界に残ることに反対したが、やっぱりあれは間違っていた。
俺が勝手に思うにあれはどう考えても仮病だ。
仮病ならばOKだ。
むしろ、それこそ真のヒールでおもしろい。
これだけおもしろい顔・表情をしてて、笑えるぐらい日本語が上手くて、破天荒な横綱は相撲界に必要だ。
横綱には品格が必要ともいうが、それがそんなに大事か?
貴乃花、若乃花、曙、武蔵丸と最近の横綱が土俵外で品格を見せているといえるのか?
そもそも、横綱審議委員や外部委員で目立っているのはナベツネ氏だとかエビジョン氏だとか内舘氏とかやくみつる氏のような人間ばっかじゃん。
白鵬だって、朝青龍と対比させると善人っぽく見えなくもけどどちらかといえばあれも実はヒールキャラだろ…。
引退した横綱も親方になるより、格闘界で醜聞をさらいプロレス界で魅せる曙や、ちゃんこ屋を手がけたり離婚して周囲を騒がす花田勝“氏”のほうが遠心力を働かせてるやん!
とはいえ、実は貴の激ヤセっぷりが一番衝撃的だったりするのだが…。
相撲界も朝青龍と内舘さんの確執が一番おもろいわな…。
黙っていれば衰退する勢いの相撲界はどんどん話題を作って盛り上げたもの勝ち!
稀代のヒールであってこその朝青龍