GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

思わぬPR、マイナスからのPRの効果は…

東国原氏の奮闘にも関わらず宮崎県の位置が47都道府県で一番知られてなかったというニュースが報道されていたが、これもまたPRになったと思う。

 

まあ、知らない人というのはこんなニュースも見ないんだろうし、知らなくても調べなおしたりしないんだろうけど…。

っていうか、宮崎のことなんかより、大学生の4%、高校生の16%がアメリカの位置を知らなかったというニュースのほうが衝撃的だったが…。

 

宮崎県民の多くは鳥取・島根あたりには負けていないつもりでいたのではないかと思うので、確かにこのニュースは宮崎県人にはショックなニュースだけど、本州の人からしたら西の端にある九州の県の位置なんてわからんってことなんだろう。

地理マニアの俺だって東京に住んでいるから群馬と栃木の明確な違いやその大いなる魅力がありありとわかるけど、宮崎にいるままだったら地図的な情報しか知らないままだったに違いない。

 

ところで、狙って打つCMと違ってPRというのはマイナス転じて爆発的になされることが多いことに改めて気づいた。

 

ハンドボール蘇民祭もマイナス転じて爆発的なヒットを生んだし、内藤選手も亀田というヒールのおかげで人気を得た。

 

マイナスといえど、赤福だってその存在すら知られていないよりは効果があるのかもしれない。

 

まあ、マイナス要素からのPRが成功する例もあるけど、大抵はそうではないわな…。

中国の冷凍餃子中毒事件での中国当局の対応なんて、事件を幕引きにするつもりが逆効果になってしまっているし、チベット問題なんかも処理の仕方を誤ると大変な問題になっていくのだろう。

チベットの件に関してはむろんどんどんそうなって欲しいが…。

 

沖縄の暴行のニュースでは暴行された側が報道などに辟易として不起訴にしたぐらいなのに、今なお、県民集会をするぞと雄たけびをあげてPRをすることが果たして本人のためになっているのかわからない。

 

思わぬところから起きるPRの効果は思わぬ威力を持つから怖いものである。

 

関係ないけど、オバマ氏に乗じてPRする小浜市もそれを取り扱うマスコミもおもしろくなくてこれは個人的には嫌いである。