GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

CAN'T BUY ME LOVE

先週の土曜に六本木のキャヴァンクラブに行った。

 

ジョンより断然イケメンなのだが、本当にジョン・レノンそっくりなマブ・ジョンさんの歌声が前回よりもさらに上手く聴こえてビックリした。

トークはポール役の永沼さんが引っ張っていて楽しいステージが繰り広げられている。

ビートルズファンは是非!

マブ・ジョンさんの激似ぶりに興奮すること間違い無しです。

そして、ビートルズ大好きなオイラにとってビートルズファンはみんなかわいい!

 

ところで、オイラという人間はとことん綺麗ごとが嫌いで、合理性だとか本音だとかいうものをやたらと大切にしているところがあるのだが、近年は「お金じゃ愛は買えない」「お金があることが幸せってことじゃない」ってあたりまえのことを頻繁に思うようになった。

前は、「なんだかんだである程度のお金がなかったら幸せになれるわけねえじゃん!綺麗ごと言いおって!」と思っていたのだが、最近は本当に「CAN'T BUY ME LOVE」だと思うようになった。

 

確かにある程度のお金が無かったら余裕がなくて幸せなんて求めていられないのだが、でも、「お金は私に愛を買うことができない」というのは真実であり、「ある程度お金があれば、それからはお金じゃない部分が幸せを左右する」とあたりまえのことを常に念頭に置くようになったのだ。

 

だからこそ、“お金ごとき”で絶対に困りたくないし、間違っても“お金ごとき”に魂を売りたくないと常に思っている。

決してケチな性格ではないのだが、お金の使い道に関する哲学にうるさかったり、ある程度の余裕資金を常に手元に残しておかないと安心できない性格なのはこのことへの過度な恐れゆえなのだと思う。

 

“お金ごとき”と思っているとわかれば、お金を得るために大冒険するよりは、お金がなくなって「CAN'T BUY ME LOVE」と言ってられなくなるほうが断然怖い。

だからあまり多くのお金はいらないけど、心が狭くならない程度のお金を持っていたいし、その程度にはお金を使って生きたいと思うようになりサラリーマンに戻ったんだと思う。

 

ただ、オイラのようなへそ曲がりな人間が年を重ねることによって「お金より愛!」と心の底から熱く叫べるようになったことは自分の中では価値のあることなんだな…。

 

ちなみに、この日にSILVER BEATSがこの歌を歌ったかは覚えていない。