GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

白浜の次は弓ヶ浜へ

土曜日は南伊豆の弓ヶ浜に行ってきた。

 

毎年部活の合宿を一週間程度ここでやっているのだが2年ぶりにその合宿に顔を出したのである。

金曜の深夜の1時にOBの後輩3人が迎えにきてくれたので車でバカ話をしながらのらりくらりと伊豆に向かった。

何度かうたた寝しながらも朝の7時過ぎに着き、朝7時半からの練習には間に合った。

っていうか、7時からの練習開始を7時半からに延ばしてもらっただけなのだが…。

なので、眠くて結構フラフラの体調の中、容赦なく練習は始まった。

 

来ていた人間の中で俺が監督よりも他のOBよりも先輩になっていて、当然学生はオイラより10歳ぐらい若い20歳前後の痩せマッチョ軍団なのだが、「ここはメタボ親父の意地を見せとかないと…」と勘違いし、体重まかせのファイトで痩せマッチョ軍団に80キロの「メタボディーブロー」で容赦なく立ち向かう。

この体重差だと顔はあぶないからね…。

後輩達は「オイ!そこの巨メタボ!その体重で思いっきり左ボディーを打たんでや!」と思ったに違いない。

でも、その代償として、板間で練習したために右足の親指の皮がべラッとむけた。

 

10時半頃から夕方まで海ですごした。

もちろん日焼け止めは「ゼッタイ!絶対焼かない人の…」って口ずさみながらSPF50を完璧に塗った。

背中は後輩に塗ってもらうキモい先輩です…。

波が立っていたのでボディーボードも楽んだのだが、まあ、この日はビールを飲んでパラソルの下で寝転がってばかりいた気がする。

浜辺に打ち上げられたかのように寝転がってビールを飲んでいる先輩OBの話し相手を勤める後輩達はさぞかしかわいそうなものである。

 

一緒に行ったOBの後輩らはみんな泊まっていくと言ったので、泊まっていこうかとも思ったのだが、ことのほか渋滞が嫌いなオイラは、今夏2度目の渋滞は勘弁と思って、20時すぎの電車で独りで東京に戻った。

 

ところで、この前伊豆に行ったときは隅田川花火大会、そしてこの夜は家のすぐ近所で東京湾花火大会があったわけだが、この両日に花火を観ずに過ごした人はこの近所には少なかったのではないかと思う。

特に後者は部屋から見られる権利を放棄してまで遠くに出かけたことになるわけであるが、深夜に帰ってきたら、だいぶ清掃された後だったものの清澄通りや晴海通り一帯はゴミの山だった。

そして何よりビックリしたのは帰りに立ち寄った家の下のコンビニの商品がほとんど空になっていたことだった。

のどかな伊豆から帰ってきた後に東京のど真ん中でいなごの大群を見た気がした。