社長が「チケットあるけど欲しい人」と言って、あまり手を挙げる人がいなかったので迷わず手を挙げてGETしたチケットで「蒼き狼」を昨日観てきた。
世界歴史上最大の傑物と思われるチンギス・ハンだが、その生涯なんてどうとでもとれるような記述しか残っていない。
しかし、堺屋太一先生の文章が頭に残っている頭に井上靖先生や森村誠一先生のストーリーが入ってくることでちょこちょこ混乱しつつも、あえて大スクリーンの比較的前方で観たのですごい迫力は味わえました。
他と比較するのは野暮だからやめといて、去年も同じようなスタッフが作った「男たちのYAMATO」を観たけど、「泣ける」という要素があるせいだと思うが、どうしても「男たちのYAMATO」のほうが残るなあ…。
というより、英雄の一生をスペクタル的にまとめるよりは、戦艦大和の出陣をストーリーにするほうが濃密にはなるから仕方ないといえば仕方ないか…。
「でも、よくこんなに人を集めたなあ…」と気になってしまうぐらいに多くの人を使っていたのにはビックリした。