GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

久々のボクシング観戦

今年は花粉症が出ないとうそぶいていたが、やはり目カキカキの今日この頃。

昨日は会社の人と粟生隆寛選手のタイトルマッチを後楽園ホールで観てきた。

 

「東の粟生、西の亀田」と言われていたインターハイ6冠王者にしてWBCフェザー級12位の人気選手による満を持すどころか遅まきながらの日本タイトル挑戦だったが、意外に苦戦した末に判定勝利を収めた。

後でテレビで見たら粟生選手の圧勝に見えたが、会場では「結構ピンチかも…オイラの判定では勝ちだけど、ジャッジによっては…」と思うような試合に見えた。

被弾する直前に真横を向いて相手のパンチを避けるアンタッチャブルと言われる超高等技術が使われている様子をテレビではきちんと確認できたためだが、試合というのは現場とテレビではやっぱり違うのだ…。

テレビではそうではなかったように見えても現場でそう思ったのだから、実際のところ苦戦したというのが本当のところだったのだと思う。

 

通路まで人がびっちり埋まっていたほどの超満員ぶりだったが、やはりボクシングの日本王者は日本に1人だから、ボクシングより層が薄いのにいくつも団体があって何人ものチャンピオンがいるキックボクシングの王者とは重さが違う上、世界を狙える選手の試合とあって会場の雰囲気はかなり熱かった。

 

チャンピオンの梅津選手は12勝6敗という戦績ながら一度もダウンしたことのないタフネス選手で、日大理工学部在学中にボクシングを始め、バンプレスト勤務を経て30歳でチャンピオンになったというバックボーンを持つ選手だし、本人のブログなどをちょこっと読んで結構好感を持っていたのだが、いざ試合が始めると、頭突きはするは足は引っ掛けるわのなりふり構わないラフファイトに嫌気が差して一瞬で粟生選手全力応援モードになった。

 

話は変わるが、ボクシングが4・6・8・10回制もあることもその大きな理由ではあるが、メインとセミ以外のカードは結構どうでもいいようなカードでそれでも会場が埋まるのはすごいと思う。

でも、セミの前の試合で勝った亀海善寛選手はホンモノ!ぜったい芽が出ると思った。

キックボクシングなんてラスト5試合ぐらいはチャンピオンクラスの試合で埋まっていて、ギャラをその中から分け合わなくてはならないことを思うと…。

試合数もボクシングは7試合なのに、キックボクシングはその倍ぐらいあるからギャラの分け合いが大変だろうと思う…。

 

今日は通っているジムの会長の新田さんのタイトルマッチだが、色々とやらなきゃいけないことがたまっているのでこちらはお休み。

ここからオイラの元気を送るので新田さんファイト!