昨日言ったばかりだが、映画やドラマを観るのには相当なエネルギーを使う。
前から体力・気力・涙が充実してきたら観ようと決めていたドラマをやっとのことで観た。
年末からの長い休息によって心の調子も涙の補充具合もだいぶ頃合いが良くなってきた頃だったが、イチコロでやられた。
映画を観ると毎度爆泣きする私だが、今回の泣き具合は半端ではなかったので、部屋にこもって一人で観ていて良かったと心底思った。
ティッシュ20枚は軽く使った。
観たドラマは、フジテレビで2006年11月25日に放送された「二夜連続・奇跡の夫婦愛スペシャル『遙かなる約束~50年の時を越えた運命の愛~』」というドラマである。
二夜連続ドラマの二夜目に放送されたほうだ。
この話には2年前に「奇跡体験!アンビリバボー」という番組で放送されたのを観て大泣きしたときからずっと興味があって、それでいながら、ものぐさな性格のため、本も読まずに、舞台にもなったときも観に行かずにいたのだが、この度ドラマ化されたことを知ったので満を持して録画しておいたのだ。
でも、それから観ることができるようになるまで1ヵ月半かかっているのだから、このドラマを観るためのコンディショニング作りにどれだけ念を入れたかが我ながら強く伺える。
この物語は有名すぎるぐらいに有名だし、今さら感想を述べても陳腐なので述べはしないけれども、泣けて泣けてしょうがなかった最大の理由は、こんなに強く・美しく・純粋に・ひたむきに・自己犠牲の精神を持って生きている人たちがいるのに、自らの生き方に目をやると、自分があまりに弱く・醜く・にごっていて・自分勝手で・軽薄だから自分が情けなくて情けなくて仕方なかったからである。
しかし、これで一気に涙を消耗したので、「硫黄島の手紙」を観に行く日も、昨日録画した「白虎隊」を観る日もずっと先のことになりそうである。
…というか、長~い休日もこれでおしまい。
これからがサラリーマン生活の本番スタートといったところなのかな!
そうそう!人間として大切な部分において他の人より10歳程度は幼い私にとって、30歳で迎えた今回の成人の日こそが本当の成人の日だと思っている。
俺ももう大人にならなきゃ…。