レジ袋が有料化する流れにあるが、私はレジ袋の95%以上は家庭ゴミ用のゴミ袋として有効に使っている。
これまた、渦中の亀田興毅選手がイメージキャラクターだから笑ってしまうが、世の中にレジ袋を無駄にするヤツがいるのであれば、これまで無料で有効に使わせてもらっていたレジ袋を、有料で有効に使わせてもらうしかないのかな…。
レジ袋の有料化なんかより、過剰包装の禁止や、ペットボトルおよび空き缶の廃止&デポジット式リターナブルビンの義務づけや、タクシー車両のアイドリング禁止とかそういうことをやって欲しいものだ。
なお、私は、「もったいない」という理由でペットボトルや缶の製品はめったに購入しないし、買っても100%リサイクルに回している。
関係ないけど、環境庁のもくろみ通り、「恥ずかしくなく風呂敷を持ち歩けるような国になったら粋だなあ…」とは別の意味で思う。
この前、橋元龍太郎氏が亡くなられたかと思えば、今度は武富士元会長の武井保雄氏が亡くなられた。
梶山静六氏・中内功氏・藤田田氏・宮路年雄氏などもそうだったように思うが、このように仕事に並々ならぬ情念を持って生きた人というのは失脚したらすぐに亡くなってしまうような気が前からしている。
梶山氏の場合は失脚ではなく敗北か…。
もちろん、元気に活躍しているうちから病気の種はあったからそうなったのだろうが、何となくそんな気がする。
あくまで、何となくなんだけど…。
一昨日に砲丸投げの森千夏選手が亡くなったが、古くは大好きな テレサ・テン氏から、ナンシー関氏・杉浦日向子氏・中尊寺ゆつこ氏の時もそう思ったけど、女性の夭逝の報を聞くと、長生きした男性の死と違ってとてもいたたまれない気持ちになる。
話は一転するが、日本の食料自給率が前年と変わらずの40%だったそうな…。
どちらにせよ、石油がストップしたら輸入もだけど、国内農業もできなくなるわけだからこんなことにこだわるのは本当にバカバカしいのだが、この食料自給率ってのはクセモノな指標なわけで、これはカロリーベースで見た数字なのである。
野菜なんてのはほとんどカロリーがないからほとんど計上されないけど、日本における野菜の自給率は結構高いのである。
っていうか、アメリカ産牛肉が輸入できなくなっても困り顔だったのは業者ばかりだったわけで、カスタマーはほとんど意に介さなかった。
しかし、主食の米が足りなくなった時の農民の酷い対応は、タイ米をバカにした日本の消費者と同様に絶対に忘れることはできない。
あの時ばかりは普段から手厚い保護を受けた上に高い農作物を売りつける農民のことを獅子身中の虫だと心の底から思ったものだ…。
前にも書いたけど、純輸入国ほど保護主義に走る必要がないから良質かつ廉価な農産物が出回っているのである。
国内では鮮度が大切な野菜を中心に作れればいいんじゃないの?と私なんかは思ってしまう。
ところで、野菜について書いたからついでに書くが、巷で言われる「中国産野菜の安全性」というのはどんなものなんだろう…。
私はそういった話は「臭いものには蓋」的発想もあり、「文明社会で生きる以上避けられない」と腹をくくっているというのもありで、あまり気にせずに冷凍食品などもバクバク食べているが、ありもしないようなBSE問題でこんなに騒ぐのなら、外食などで知らぬうちに摂取する可能性の高いこちらのほうこそ日本当局には徹底的に監視して欲しいものである。
あと、中国の人口が増えたら中国から輸入だなんていっている場合じゃなくなるかもしれないから、中国から輸入している比率が高い作物のリスクヘッジは長期的には大切だと思う。
中国での食事