GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

HERO’Sの感想

昨日は、奥多摩湖ビーナスライン軽井沢浅間山志賀高原草津温泉とドライブをして、670kmを走ったが、燃費の良いマーチなのにガソリン代の高かったことといったら…。

しかも、長野県小諸市あたりでガソリンの残量が少なくなってきたのだが、どこも145円と高く、「仕方ない。長野は高いと言うからな…」と思って満タンに給油したら、次に通った軽井沢のスタンドは139円のところがありました。

 

…で、本題に入ります。

HERO’Sはドライブから帰って録画で見ました。

 

桜庭和志選手の試合は最後なのに終始「次は桜庭」という感じの煽りが流れていたが、「TBSはやっぱり亀田選手の試合をなかなか放映せずにブーイングを浴びた教訓が生きてないな…」と思った。

 

ケスタティス・スミルノヴァス選手なんて全然知らなかった選手に思わぬ苦戦を強いられたが、桜庭選手のがんばりには熱くなった。

絶妙とも微妙ともいえるタイミングでストップ・ドントムーブがかかったことで何とか息を吹き返し、逆転一本勝利を収めたが、大会後に前田日明スーパーバイザーが以下のような苦言を呈したのが印象的だった。

 

ルールに関して、マニュアルができていないのが欠陥。
レフリー、ジャッジ、ドクターすべてが機能しなかった。
本来ならば、(桜庭が)つんのめってダウンした時点で止めないとダメ。
ドクターもオロオロして、セコンドも気を使ってタオルを投げられなかった。
本当はやってはいけない試合。
桜庭も無意識に防御していたけど、脳にダメージを与えかねない。

「何やってるんだ、止めろ!」って叫んだけど、オレの言うことを誰も聞いてくれなかった。
スーパーバイザーって何なのか、考えさせられたよ。

これはスポーツであって、殺し合いじゃない。
周囲が選手を守ってあげなきゃ。
まずは、安全が大事。
選手が安心して戦えるようにしなくちゃ。


大抵の格闘技興行において、スター選手勝利時の相手選手へのストップは早くなる傾向になるのに対し、スター選手敗北時のストップは遅くなりがちである。

例外的に、大晦日での須藤元気選手へのストップは早すぎた感があるが…。

確かに、あの場面では、「こんなにあっけなくスター選手を負けにしてよいものか…」というレフェリーの葛藤もあったのだろうし、結局は桜庭選手が逆転勝利をしたのは事実なわけで、大変に難しい問題だったのだと思うが、「どんなことよりも選手の安全を最優先するのは当然だわな…」と思った。

当初からHERO’SはPRIDEよりも安全性に考慮することを考える姿勢を打ち出していたるわけだし…。

 

秋山成勲選手と金泰泳選手の試合におけるジャッジミスは大変残念なものだったが、これが伏線となって桜庭選手の時のようなレフェリングが起きたのかもしれない…。

 

あとは、ブラック・マンバ選手の強さにはビックリした…。

所選手は連敗続きだが、毎回ながら名試合をしていることには違いはないので人気が落ちることはないのだろう。

 

日本人選手が宇野薫選手しか残らなかったミドル級に対し、ライトヘビー級は日本人選手が3人残ったが、ライトヘビー級の圧倒的な大本命はメルヴィン・マヌーフ選手だと思うわけで、試合がカットされたのは残念だった。

 

スーパーファイト朴光哲選手がアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ選手を判定で破ったことなんてのは、結果放送すらされなかったが、「おおっ!」っと思った。