GOODDAYS

  世の中の歪みをかいくぐってひたすら逆張りの人生を歩む俺の意見

“シュミレーション”だけは止めましょう!

村上ファンドは「確信犯」か?

このように聞かれれば多くの人はこう答えるだろう。

 

「確信犯に決まってる!」と…。

 

でも、実際は違っていて、おそらくは確信犯ではないようだ。

“確信犯”という言葉の実際の意味は大辞泉によると以下の通りである。

 

道徳的、宗教的または政治的信念に基づき、本人が正当な行為と確信してなされる犯罪。
思想犯・政治犯・国事犯など。

 

だから、彼は「確信犯でやったのだが、言われればインサイダーだったかも…」というようなことを言っていたのだが、実際はおそらくそうではなかった…というのが正しい解釈ということになるのであろう。

でも、この言葉の場合は間違った使い方のほうが市民権を得ているわけで、いちいち突っ込む気にはなれない。

むしろ正しい意味を知っていても間違ったほうで使ってしまう言葉だとも思う。

 

同様に、「役不足=量に比べて、役目が不相応に軽いこと」「檄を飛ばす=自分の主張や考えを広く人々に知らせること、また、それによって人々に決起を促したりすること)あたりも間違っても仕方ないように思う。

「重複=ちょうふく」なんて言葉は「じゅうふく」で市民権を得ている気すらする。

むしろ日常会話で「ちょうふくしてんじゃん!」と言うと相手に意図が伝わらないことのほうが多い。

 

それに対して、「一姫二太郎=子を持つには、最初は育てやすい女の子で、次は男の子が良いという言い伝え」「気のおけない=気づかう必要がない」「情けは人のためならず=情けをかけておけば、巡り巡って自分に良い報いがある」あたりを間違うのは痛い感じがする。

 

そして、「シミュレーション」のことを多くの人が「シュミレーション」と言っているように感じるのだが、これは痛い。

この言葉を間違わずに使っている人を見ると安心するが、知的な人がこういったミスを犯しているのを見ると「しょうがないけどもったいないな…」と思ってしまう。

 

変化球ではこんな事例もあるが、こういった事例は本当に多い。

「テーマ」という言葉は英語では「スィーム」と発音するのが正しいのだが、ドイツ語では「テーマ」と言うようだから問題ないようである。

 

関係ないけど私の身近に笑える事例もあった。

私の近くの回転寿司には「カルホルニア巻」なんていうメニューがあるのだが、これはどう考えても「カリフォルニア巻」の間違いである。

ところで、この寿司屋はお客が多いのにも関わらずほとんど寿司が流れていないため、一皿一皿オーダーをしなくてはならない。

だから、あえて「カリフォルニア巻…」と小さめの声で言うのだが、「あい!カルホ~!」と江戸っ子口調で威勢の良い声が返ってくる。

 

こんな偉そうなことばかりを言っているけど、私は「間違いやすい日本語」みたいな本を一度も読んだことがないし、サラリーマンを辞めて3年近く経つからおそらくは謙譲語なんてとっさに出てこないだろうし、普段自分が全く使わない「いたしかねます」などという言葉を使われたりすると、「無理なんですよ~」「ごめんなさ~い」と言われた時よりもなんとなくムカッとしちゃうお子様なんだよな~。