昨夜は山木祭という格闘技イベントで新田選手のエキシビジョン・マッチのセコンドをするために新宿FACEに行ってきた。
このイベントは、山木ジム出身で引退した港太郎さんや加藤督朗さんが一夜限りの復帰戦をするというなかなかプレミア性の高いイベントであった。
メインはHAYATO選手で、シルバーウルフの拳士選手相手にハイキックでダウンを取って文句の無い勝利を収めた。
拳士選手はラウンドの始めに猛ラッシュをかけてきたので各ラウンド開始直後はヒヤリとさせられたのだが、それが過ぎればHAYATOさんのタイムとなっていた。
…で、新田さんのエキシビジョン・マッチは、R.I.S.E.プロデューサーの伊藤隆さんというこれまた往年の名選手と、以下のような段取りで行われた。
- 始めの1分半は結構ガチでやり、残り30秒になったら伊藤選手の猛ラッシュで新田さんが劣勢になって終了。
- 一度、「これでおしまい」といった雰囲気を見せつつ、新田さんがマイクを取って、「現役選手がこんなにやられたら納得いかないので、何でもありのルールでやらせてください」と願い出る。
- 伊藤選手が承諾し、時間無制限の総合マッチスタート。
- しかし、新田さんが速攻極められ、総合マッチ終了。
- マイクを取った新田さんが「クソーかなわねえ!先輩にお願いするしかない!」と叫ぶ。
- そこでいきなりアントニオ猪木のテーマが流れ、アントニオ小猪木氏が颯爽と登場!
- 「小元気ですか~!」と大きく入場した小猪木氏に、「先輩やっちゃってください」と懇願する新田さん。
- 「おまえが勝てねえのに勝てるわけないだろ~!しかも、山木会長の前でそんな無礼なことできるかバカヤロ~!」と言って、小猪木氏が新田さんにビンタ。
- 「そんな~」といって泣きそうな顔でほおをおさえる新田さん。
- 小猪木氏がネタ披露。締めは固いキックボクシングのマットの上でのドロップキック。
- 伊藤選手が挨拶して山木会長に花束贈呈。
- プレゼント投げ込みおよび退場。
…と、このように筋書きが複雑だったので、段取り良くできるか心配だったが、一部予想外の出来事が起きたものの大体上手くいったので良かった。
それにしてもエキシビジョンはガチ気味とはわかっていたものの、スネ当て無しなのに本当にガチ気味だったのでビックリした…。
両選手のプロ意識の高さに脱帽っす!