13日に四季劇場「秋」に劇団四季の「クレイジー・フォー・ユー」を観に行った。
7月9日に千秋楽を迎えるため「早く行っとかなきゃ!」と思ったのである。
とはいえ、3階席(4,200円)から観劇した。
3階席からはちょっと前かがみになって上から下をのぞき込むように舞台を観るのだが、観にくくもなく、体勢がつらいわけでもなかった。
しかも音響スタッフを見下ろすことができるという特典までついていたからラッキーだった。
この日はきちんと忘れずに双眼鏡を持って行ったので3階席からでも表情の機敏をうかがい知ることができて楽しさ倍増だった。
このミュージカルはアメリカの東部が主な舞台のミュージカルなのかと思っていたらそれは始めのほうだけで、西部を舞台とするコメディータッチのミュージカルだった。
笑いの要素がたくさん詰まっているので観客もところどころで大笑いしながら観ていた。
ガーシュウィンの秀逸なミュージックをすばらしい音響スタッフが演奏し、舞台では俳優たちが息一つ切らさずにタップダンスを踊り続けていてとても気分が高揚した。
しかも、他のミュージカルと違って重いシーンが一つも無いから、どんな気分の時にでも観る気になるミュージカルだと思った。
あのお見事なタップダンスを魅せられると思わずタップダンスをやりたくなってきてしまうが、どのミュージカルもそうだとはいえ、「このミュージカルの稽古はさぞかし大変だったろうな~」と強く思った。
千秋楽が終わったら今度は7月26日から「EVITA」が始まるのだが、これまたものすごく楽しみである。
「EVITA」も音楽がメチャメチャいいもんなあ…。
ところで、今度はキャッツか、日本で高井治氏の次に上手いと私が思っている中川晃教氏主演のミュージカルを観に行こうかな~と思っている。