GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

無頼漢inディズニーシー①

株主優待券を8枚ほど持っていて、売っても良いのだけど、行く場合は来年の6月までに東京ディズニーリゾートに4回行かなくてはならないので、とりあえず、水曜日に東京ディズニーシーに行ってきた。

 

もちろん、しっかりと後場が終わった15時に家を出たため、ディズニーシーに入園したのは16時30分前であった。

ワンデーパスポートでこの時間から入るヤツはかなり少ないものと思われるが、タダだからそんなの関係ない。


バイオネズミ♀

 

 

 

 

 

 


スポーツ施設や動物園などは別にして、私は基本的に人工的に用意された環境で遊ばされるのが好きではないほうなのであまりテーマパークには行かないのだが、ディズニーシーには以前から行ってみたいと思っていた。


変な声でしゃべるキャラクターとかはウザいこともあって過去に2度ほど行ったディズニーランドにはほとんど魅力を感じなかった私だが、こちらのほうは大人を十分に満足させるテーマパークだと言われるだけあって十分に楽しむことができた。


私は、美しい風情を目にするにあたっても、生活に根ざした文化的・風土的なバックボーンを感じてからこそエスプリを感じるものだと思っていて、そういったエスプリや旅愁を感じたいからこそ頻繁に旅をするのであるが、これだけ装置の出来が良いと、作り物だとわかっていてもそういった気持ちを抱くようである。


また、見たくない要素は徹底して取り除いてあるから気分を阻害する要素もない。
しかも、一年間で最も気持ちの良い季節の夕暮れ時である。

こんな中でスピーカーから流れるだけとはいえ、バンドネオンの音楽を聞きながら、大学時代に独りで旅したヴェネツィアの風景を回顧しつつあたりを歩いて、エスプリを感じないわけがない。

ディズニーシーの夜

 

 

 

 

ちなみに私はヴェネツィアに沈む夕陽があまりに美しくて一筋の涙をほおにつたらせたことがある。

まあ、この日に抱いた気持ちはその時の感動とは比べるべくもない小さな情動ではあったが、それなりに気持ちの良いひと時を過ごすことができた。

確かに、大人を充足させるに十分な場所である。

ところで、ウチらは2人とも身長制限のあるアトラクションには怖くて全く乗れないのだが、待っている客が多かったのはこのようなアトラクションばかりで、ウチらが利用したかったスリルのないアトラクションはほとんど全く並ばずに利用することができた。


 私は病的なまでに行列と満員電車が嫌いで、「10分以上アトラクションに並ぶぐらいなら一切乗らなくて良い!」と思う人間なのだが、唯一30分待ちだった「マジックランプシアター」というアトラクションはファストパスという時間指定の予約をとることで全く並ばずに済んだから良かった。


ディズニーシーのショー

 

 

 

 

水辺で火事の心配がないせいか、最後に行われたショーも花火もディズニーランドのものよりド派手でなかなか良かった。

「全4回のうち、1回はディズニーランドに行こうかな…」と思っていたが、この感じだと4回ともディズニーシーになりそうである…。

今回は夕方→夜に行ったわけだが、むしろこちらのほうが情緒があるというかエロティックで良かったのではないかと思った。

しかし、次回は昼に行ってみたいと思う…。