東京も完全に秋の気配がしてきた。
この時期は春が訪れる時期と並んで「日本に生まれて良かったな…」と思うすばらしい時期である。
しかし、私らはせっかちなためか、季節を先取りするのが大好きなので、「もっと秋を先取りしよう！」と思って、長野方面へドライブをすることとした。
去年も10月末に函館に行って、紅葉を見て、イヤホンは2人で片耳ずつでクリスマスソングを聴きながらずっと夜景を眺めたりしたのだが、それと同じような行動原理である。
…ということで、土曜日は志賀高原&軽井沢方面へドライブをした。
金曜日の24時過ぎにバイトから帰ってきて、1時半に寝て4時過ぎに起きて5時前に出発して軽井沢へ向かった。
最近は行きは高速・帰りは下道というパターンでドライブすることが多かったのだが、軽井沢方面に行くときは家の近くを新大宮バイパスが通っていて速く快適に移動できるので国道17号を利用することが多い。
休み無しのノンストップで走って、9時過ぎに軽井沢に着き、10時前には浅間山のドライブインにて浅間山を眺めた。 鬼押ハイウェーからの浅間山の景色は絶景なこともあるし、軽井沢からすぐなので、1年に1度ぐらいはなんとなく見に行ってしまうのである…。
去年の同時期に来た時は浅間山の噴火がすさまじかったのだが、この日も多少の噴煙が上がっていた。 群馬県の高崎あたりで「なんでこんなに天気がいいのにどこかかすんでいるんだろう…」と思っていたのだが、どうやらこの噴煙のせいでかすんでいるようであった。
秋の抜けるような晴れた日に空がかすむとはこの辺に住む人もかわいそうなものだな～と変に同情してしまった。
その後は、通行料の高い万座ハイウェーを経由して、志賀草津道路へ出た。
この道は東京からはかなり遠いが来るだけの価値はある。
この前行ったビーナスラインが「柔」なら、志賀草津道路は「剛」であるといえよう。 同じような絶景ルートといえる磐梯吾妻スカイラインなどと同じで、火山活動が活発な地域ならではの荒涼とした風景と美しい絶景を存分に楽しむことができる。
その後は草津温泉を経由し、また軽井沢へ戻り、軽井沢プリンスショッピングプラザへ行った。 この時点で13時頃だったのだが、アウトレットでなんだかんだとやっている間に17時過ぎになった。
帰りは早く帰って寝たかったこともあって高速を利用して帰ったら、3連休でも初日だったこともあってかスムーズに流れ、約2時間で東京に戻ることができた。 季節の先取りと言いながらそこまで秋の息吹を感じることはなかったものの、高原ならではの爽快感を十分に味わうことができた一日だった。
この日は470kmほど走ったようである。 ドライブの時はなんだかんだで毎回500km近く走るなあ…。
