GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

こんなに自由な2年間はなかった

会社を辞めて今日で丸2年が経つ。

それだけなのだが、この2年間はあまりというかほとんど実りのない無為無策な2年間だったけど、今まで、こんなに長く感じて、こんなに自由な2年間はなかった。

 

これまでは、小学校→中学校→高学校→大学→サラリーマンと想定できるレールの上を歩いてきたのだが、会社を辞めてからは完全に自由人として生きている。

ちょっと前にバイトを始めたもののそれまではバイトすらしていなかったし、今も実質的に自分を縛るものは何もない。

まさしく「フリーター」って表現がぴったりだ。

 

「こんなに毎日が楽しすぎる時期なんて人生にそうあるはずがない…」と夢でも見ているかのような2年間ではあったが、自由の裏には責任があるということを痛感する素浪人としての2年間でもあった。

人間は忙しいと長期的に不安なことを何も考えずに済むが、時間があって定職がないとそういうことについてもついつい考えてしまうのが辛いところでもある。

もっとも最近はインストラクターのバイトが忙しいから、そういうことを考えることからうまく逃避できていたのだが、つい最近、ウチの彼女に「あんたも30近いけどどうしていくつもりなの…?」言われて久々に我に返った。

 

話は変わる。

昨日、インストラクターの仕事が休みだったので久々に江古田のジムに行ったが、「冷房をかけずにダラダラと汗を流して練習をするのもなかなかいいな~」と強く思った。

ただでさえ汗かきなこともあって滝のように汗をかいたがそれがとても気持ち良かった。

冷房の効いた環境では味わえない心地良さというのを久々に味わった。

 

ところで、ジムで3人の方から「ブログ見てますよ…」と言われ、恥ずかしいやらうれしいやら…といった気分になった。

なんか脳みその裏側までバレている気がして小恥ずかしい気がするのですな…。

 

話は変わるが、最近、マンションについている中庭上になっていて周囲から見えない小さな庭で昼間に30分ぐらいずつ日焼けをしていたらやたらと肌の色が黒くなってきた。

裸になるわけにはいかないから日焼けサロンで焼く時ほどにはキレイに焼けないのだが、海などに行って一気に焼くよりは断然キレイに焼けるし、一気に焼く場合と違って、肌に負担をかけずに少しずつ焼けるのもすばらしいと思った。

日焼けによるやけどや皮むけを避けるには、毒で毒を制すしかないのだ。

しかし、何といってもすばらしいのは、こういう時に自由人のすばらしさをこの上なく実感できることである…。

 

ホリエモンの立候補については皆さんそれぞれ色々と思ったのだろうが、私が思ったことも人並みなことである。

堀江貴文氏が世間を大きく動かすのは今回でその3回目となるが、今回は1回目の球団創設の時と同じかそれ以上にローリスクな戦いを上手く挑んだものだなあ~と思った。

それにしてもこの人は勝負の仕方がとてつもなく上手いと思う。

半年に一度ぐらい世を騒がせているがそのタイミングも毎回絶妙だし…。

「無所属という立場で自民党の支援を受けて、日本最高の悪役である亀井静香氏と戦う展開に持っていくなんて本当に勝負上手だな…」と心の底から感心してしまう。

「敵を知り、己を知らば、百戦危うからず」の孫子の兵法を心得ていると強く思う。

 

今回は勝っても負けても痛みはほとんどないだろうが、どちらかといえばプロ野球の時と同じように勝ったときのほうがハイリスクかもしれないところがポイントである…。

しかも、亀井氏のほうはこれで敗れたら政治的には死にますわなぁ~。

それに、堀江氏が負けて亀井氏が勝ったら、むしろ、あの地区の有権者がバカにされそうなのがかわいそうである…。

すなわち、「堀江氏の負け」=「有権者民度低さの証明」=「有権者の負け」ということにすらなりかねないから堀江氏の手というのはすごい…。

良い落としどころは前回僅差で敗れた民主党候補のような気もするのだが、今回は沈没するだろうなあ…。

でも、アンチ堀江かつアンチ亀井って人も多いんだろうし、そんな人の票が全部民主党候補に流れたら民主党候補が有利になるからわからないわな…。

 

尾道