前回から日が経ったが、明後日に引っ越すこととなった…。
ところで、「引っ越し決定」と前に書いたが、実は、一度決定した引っ越しがおじゃんになっていたことがあった。
ちょいと長くなるが、今回はこのことについて書くこととする。
ウチの彼女のピアノを置くようにしようと思ったので、物件を探すときに不動産屋に「ピアノ可物件」という条件で物件を探させていた。
そして、「この物件はピアノ可ですよ！」と言われたから、その物件に決めたのだったが、実はその物件はピアノ可物件ではなかったのだった。
管理会社から送られてきた契約書に「ピアノ不可」と普通に書いてあったことからそのことが判明したのだからあきれてしまう。
ほぼ無職だから審査のほうがハラハラなのに、審査に通った段階で、不動産屋の担当者が「確実に入居できますので、今の物件は解約しても大丈夫ですよ…」と言ったものだからその気になって解約したのにこのザマである。
不動産屋に「オイ！どうなっとんのだ！」と聞いたら、不動産屋からは「申し訳ございません…」というプライドのかけらも何もないような返事が返ってきた。
そのくせに、「そっちの不手際で不成立になったのだから、法律通り、仲介料の倍額を返せ！」と言ったら、「上司等に相談したところ、契約はまだ成立していないということで、申し訳ないですけど倍額は返還できません」と虫の泣くような声で言ってきたのだが、これにはかなり腹が立った。
まあ、敷金の返還について大家と争うのならともかく、海千山千の業者とこの手のことを裁判で争っても言った言わないにされて勝ち目もなさそうだし、そんな気もないので引き下がったが、当然、私の怒りは爆発した。
その後、「そっちのせいでこうなったんだから、なんとか折衝しろよ！」と言って、大家や管理会社やマンションの管理組合と折衝をさせた結果、やっとのことで「ピアノOK」ということになった。
しかし、数日後、「今日、契約&契約書の書き換えに行きます」という段階になって、いきなり大家が「やっぱダメです」と言ってきたため、完全に話がおじゃんになってしまった…。
あまりに腹が立ったので、不動産屋の担当者に「デタラメばかり言ってんじゃねえ！」「社長出せ！」といったと怒鳴りつけたが、こうなってしまったら今さらどうこうなるわけがない。
退去日だけは確定していることもあるので、このアホ不動産に「もっといいところ見つけんか！」と言って探させながら、自分でも必死になって探した。
しかし、最初に「これはすごい！」と思って速攻で決めた物件だっただけあって、いくら見て回ってもそれより良い物件は見つからなかった。
私が、ピアノ可物件は23区内ではこの沿線にしかほとんどないので、ウチの彼女に「ピアノさえ置かなければいくらでも住むところあるけど、ピアノを置くことにしたらこれからもずっと西武池袋線沿線か有楽町線沿線にしか住めんわな…」と軽くぼやいたら、ヤツが急に考え込みだして、「じゃあ、ピアノは置かなくてもいいよ…」と言った。
そして、不動産屋にその旨を連絡して元の物件に収まることとした。
しかしながら、元の物件に戻るのにも管理会社が「一度オープンにしてしまったのでもう一回審査します」と言ったのには二重に腹が立った。
まあ、結果オーライということにするが…。
せっかく、今回は不動産を探すのに時間を使わずに済んだと思っていたのだが、結局は、時間もずいぶんと使ってしまった…。
結局は元に納まったが、全く腑に落ちない一連の出来事であった。
ところで、私は、会社を辞めてから、ある業種で開業をしようとして物件を探しまくって、役所とも折衝しまくって、開業できそうかを調整しまくっていた時期があったのだが、運が悪いというか何というか、どこかに法律や許認可が通らないポイントが一ヵ所以上あったためにことごとく失敗してきていたこともあったので不動産探しというものがトラウマになってしまっているから、不動産探しで苦労するのはもう嫌なのだ。
ちなみに、この時期に開業できなかったのでデイトレーダーを始め、今に至っているわけでもある。
このように引っ越し2週間ちょっと前まで引っ越しが決定しなかったため、区が粗大ゴミを引き受けてくれる申し込み期限が過ぎてしまうという問題が発生した。
この問題については“敷金返還ゴネゴネ作戦”とともに次回に！
ところで、2週間前ぐらいにしないといけなかったところを、引っ越し1週間ぐらい前になってADSLの移動告知をしたため、引っ越してしばらくデイトレができないかもしれないのが痛い。
電話代はかかるが、無料ダイヤルアップでやろうかな…。
ブログが更新できないのは痛くないけど仕事に影響が出るのはねえ～。
