GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

引っ越し決定&引っ越しについて②

前回の続きです。

 

gooddays.hatenablog.jp

 

今回については今までとは違った理由での引っ越しとなる。

 

デイトレーダーとして1日中家にいるようになってからというもの、今の家を手狭に感じるようになっていて、それに耐えられなくなったということが最大の理由である。

 

私の実家は地方都市にあることもあってかなり広く、広い家に住むのには飽き飽きしていたこともあって、狭い家でも全然平気だったのだが、さすがに7畳のワンルームに住むのは辛くなってきたのだ。

 

しかし、これまで、1DK(風呂トイレ別・フローリングキッチン&和室)→ワンルーム(ユニットバス・カーペット)→ワンルーム(風呂トイレ別・フローリング)→ワンルーム(ユニットバス・フローリング)という順序でなんとなくグレードダウンさせながら引っ越してきたこともあって、ワンルーム自体は全然嫌いではなく、むしろものぐさな私には1Kより余程気に入っているし、2Kや2DKに住むぐらいなら個人的にはワンルームのほうが良いので、今回もワンルームの部屋にした。

ただし、1部屋の広さは前回の倍近くの13畳の部屋にした。

 

余談になるが、私が物件を決めるうえで重視しないのは、以下の項目である。

 

  • ワンルームだろうが1Kだろうがどっちでも良い。

  • 普段は湯船には入らないし、湯船に入りたくなったら大好きな銭湯に行くので、ユニットバスだろうがセパレートだろうがどっちでも良い。
    なお、今回は風呂トイレ別。

  • 洗濯機置き場は外でも中でもどちらでも良いが外のほうが臭くないので良いぐらい…。
    今回は中にあるが、扉で洗濯機を密閉できるようである。

  • 衣類をベランダに干せなくてもあまり別に気にしない。

 

逆に重視するのは以下の項目といったところである。

 

  • 隣の部屋の声が聞こえる物件だけは絶対に嫌なので、壁の厚さは最重要。
    それだけの理由でアパートでなくマンションを探してしまう。

  • 外装はともかく内装はキレイでないと絶対に嫌。

  • 潔癖症なのでフローリングじゃないと嫌で、和室は絶対に嫌、仮に3部屋あっても全部洋室がいい。

  • 料理をするのでガスコンロが良い。

  • 収納が広いほうが良いことは言うまでもない。

  • 駐輪スペースとエアコンは必要。

  • 最近は耐震性の必要性は感じている…。


上京時を含めて過去4度の引っ越しでは、インターネットでずっとチェックをして、何件も何件も不動産屋をまわって、何件も何件も内見をして、しかも家賃を叩いて、礼金を叩いて必死になって探していた。

 

しかし、これだけ数をこなしてきたら図面を見るだけでどんな感じの物件なのかがおおよそ想像できてしまうし、常日頃から賃貸不動産の相場観が頭に叩き込まれているので、たまたま行った1件目の不動産で、しかもまだ住人が入居中で内見をできない物件で即決してしまった。

 

同じマンションの別の部屋の写真と、建物の外観と今住んでいる物件の2倍の広さの物件であることはわかっているのだが、住む部屋の中は見ていない。

あとは1階なので専用の庭がついているらしいが、それもどんなものかも知らない。

 

しかし、この物件がこの値段であることに驚いてしまったので即決してしまったが、前回は礼金1ヵ月敷金1ヵ月で、しかも更新時に家賃を4,000円もまけさせたのに、今回はびた一文譲歩してくれず、礼金2ヵ月、敷金2ヵ月で、1円も家賃をまけさせることができないまま手を打った。

 

ここぞという時だけは徹底的にゴネってみせる私が完全敗北ともいえる物件の決め方をしたのは初めてだったが、不動産の人が「本当に良い物件というのは、解約を申し出た直後(=入居中)に内見もされないままに決まるから、インターネットなどには一切乗らないですし、物件に自信があるから礼金や敷金や家賃を絶対にまけないんですよ…」と言ったことに、ひねくれ者の私らしくもなく、「なるほど~!確かに俺は今までは余っていた物件を徹底的に叩いて入居していたような気もするが、その逆の論理か…」と膝を打ってしまい、5戦目なのにも関わらず精神面でも敗北を喫してしまった。

せめて、結果的に勝者になることを祈るのみである…。

 

あと、まだ入居中であることもあって、先方の家賃発生日を1ヵ月後にしてもらえたので、7月10日の引越しとなり、今の家の退去日とたった1日しか重ならないで済むのがラッキーだった。

「即入居」とか書かれた物件ではこうはいかんからなあ…。

 

あとは、たった1ヵ月の敷金からいくら取り返せるかなのだが、「明け渡しの際には、クリーニング業者に依頼し、その費用は、全額、乙の負担とする」という契約書の特約条項を覆せるかどうかを、石原都知事の「慎太郎ルール」などを盾に、どこまで払わずに済むかを考えないといけないなあ…。

 

確かに、大家さんは自主的に更新料を大幅にまけてくれたり、途中で交渉して大家さんに家賃を下げてもらったりしてとても良くしてもらったから不義理なことはしたくはないけど、こういうのは過去の判例でも見せて、「東京都に相談するなり、小額訴訟や民事調停にでもしますか?」とでも言えば払わずに済むかもしれないからからなあ…。

 

まあ、今日貰った解約の手引きには「解約後に室内クリーニング業者が入りますので大掃除は不要です(費用は契約書通り借主様の負担とします)」と書いてあったが、少なくとも上の太字部分の特約条項を精読する限り、業者を指定するのは貸主側と決められているわけではないのだから、最悪でも向こうの出入り業者ではなく、自前で探した格安の業者にでもクリーニングをさせるようにしたいなあと思うのだが、こんなことまで考えるのは少数派なんだろうなあ…。

 

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