GOODDAYS

  世の中の歪みをかいくぐってひたすら逆張りの人生を歩む俺の意見

サッカーを通じてスポーツについて思ったこと

昨日のワールドカップ最終予選で北朝鮮がイランに負けた際に、観客が暴徒化したらしいが、「2対0で負けたんだから審判のせいにするなよ!」と言ってやりたい。

 

ところで、上位2チームに入らないとワールドカップに出場することはほぼ無理なわけで、北朝鮮の場合はすでに絶望的な状況にあるわけだから、とっとと諦めて欲しいものである。

 

しかし、北朝鮮がそのような状況にあることを考慮しても、日本代表が向こうで勝ったときのことを考えると、あれだけ反日感情が強い国であるだけに何が起こるか想像できず本当に怖い…。

南を見るまでもなくあの民族の激情的な性格は病気のようなものだからなあ…。

とにかく、セキュリティー面の不安が拭えない以上、協会には無観客試合か中立地開催にするよう判断していただきたいものだ。

 

昨日の平均テレビ視聴率は40%を越えたらしい。

仕事で間に合わなかった人と、どうしてもサッカーに興味がない人以外はほとんどが見ていたのだろう…。

ところで、「サッカーの日本代表の選手ほど名誉ある地位にいる若者達って他にいないよなあ…」といつも思う。

彼らは、まさに国の威信と国民の期待とも言うべきものを一身に背負って、そして、サッカーのことなんて大してわかっていない大多数の国民を大いに感動させ、大いに落胆させる最大の存在である。

その存在感は、野球のワールドカップでも開催されれば別の話だが、他競技の選手のそれとは比べ物にならない。

ちなみに、私は長嶋ジャパンがオーストラリアに負けた時は、どんなサッカーの敗戦よりも悔しかったのだが…。

「こんな存在の彼らって本当にすごいよな~」といつもいつも思う。

 

しかし、猫も杓子も「今日は代表のサッカーだ!」だとか「今日はバーレーン戦だね!」と叫んでいるのであろうが、世界100ヵ国以上の首都をそらんじる地理マニアの私のような人間であればともかく、誰がバーレーンが人口70万人にも満たない小国で、しかもアラビア海に浮かぶすごく小さな島国であることを知っているのであろう…。

 

日本人がサッカーを応援するのは、サッカーそのものの魅力もさながら、愛国心から来る部分が少なからずあって、要は、相手国のことになど大して興味がないんでしょうな…。

 

しかし、人口70万人の島国が1億2000万人の国とあそこまで戦えることを考えると、「日本人ってサッカー向いてないなあ~」と思う。

少なくとも野球よりは向いていないであろう…。

ちなみにラグビーに関してはさらにそうで、日本にもそこそこの競技人口がいるのにもかかわらず、世界の強豪が相手だとあそこまで歯が立たないのだから全く向いていないのだろう。

バスケなんてそもそも体格にハンデがあるから全く相手にもなっていない…。

これらは私に言わせれば投資効率の悪い競技ということになる。

 

逆に、柔道なんてのは、実はフランスの半分ぐらいしか競技人口がいないのにも関わらず、あそこまで圧倒的に強いわけだし、レスリングなんかも競技人口の割にかなり強い。

「競技人口に対して成績はどうかということについて統計的に見ていけば、日本人には何の競技が向いているのかがわかってくるのだろうな~」と思う。

 

ちなみに、私はサッカーは代表戦とワールドカップぐらいしか見ないミーハーサッカーファンであり、戦術等に詳しいわけではないので、日韓ワールドカップのトルコ戦におけるトルシエ采配のような極端な例以外では分をわきまえ、「日本の攻めはダメだ」だとか、「誰が良かった」だとか、「監督がダメ」だとかケチをつける気持ちをあまり持たないよう気をつけて見ている。

 

実際、昨日の試合で、「三都主のアグレッシブ面はいいなあ…」と思って見ていたのだが、今日の日経新聞で各選手の採点表を見ると、三都主は4.5点で単独最下位であった。

「視野を広く持ちたい。倒れすぎ」と書いてあったが、私は三都主が「倒れすぎ」であることになど全く気づく由もなく、三都主の評価が低いなどとは思いもよらなかった…。

 

また、私は、「他の選手がすぐに細かいパスをつなぎあって時間を空費している間に、相手のディフェンダーに態勢を整えられてしまう」というのが日本の悪い面だと思っていて、「ドリブルで突破して迅速に攻めようとするのも、アグレッシブさを前面に出すのも三都主ぐらいだよな~」となどと思っていたのだが、この採点からうかがう限りそれは逆のようにも思えるわけで、とにかく素人がプロの選手を評価するのは難しいのである。

 

そのことは自分が玄人といえる立ち技打撃格闘技にあてはめてみればすぐにわかる。

K-1やキックボクシングにおいて、実際に試合をする感覚について良くわかっていない人が、選手に対して、「何で手を出さないんだよ!」と言うことは本当に多いが、大抵は「攻撃を出そうにも、攻撃を出したら強烈なカウンターが来るのがわかっているから怖くて手が出せない…」「攻撃を出したときに最大のスキができるわけで、試合をする両者ともが偶然にもカウンターパンチャーだった場合、両者とも相手が先に手を出すのを待ち構えているわけで、自分から先に出せば不利な状況になりやすいことがわかってしまっているからあえて手が出せない…」という心理状態がそういった膠着を生み出す大きな理由だったりするわけで、この感覚なんかは実際にカウンターパンチャーとやった人間にしかわからないだろう。

 

また、「客を楽しませなきゃプロじゃねえ」「KO決着こそ魅力」と思う人も多いが、KOを狙いすぎるとKO負けする可能性が飛躍的に上がるわけで、「何があってもKO負けだけは屈辱なのでしたくない」と思っている私のような人間には、リスクを犯してまでKOを狙わない選手の気持ちが良くわかるのだが、観客にはそれでは納得できないのではないか…と思うのである。

 

うーむ、スポーツを見るのは楽しいが、同時に、難しいことでもある…。