「資本主義の悪い面が出た」「安易なM&Aはマネーゲームにすぎない」などと、経済界からライブドアの手法を批判する声が相次いでいるらしいが、「このように感情的に批判をするだけで、果たしてこれから先、外資の進入を防げるものかな?」とちょっと思った。
ことわっておくが、私はライブドアとフジテレビのどちらを支持しているわけでもない。
でも、「行政側が変に規制を強めたりすることによって、海外の資金が日本を引き上げるようなハメにならなければ良いけど…」と思うだけである。
また、森前首相も批判していたらしいが、この人の批判というのは実際には支援のような効果があるのでライブドアとしては助かっただろう。
他にも、「ゆとり教育大賛成!」と言っていたようだが、ことごとく時流に逆らうさまは毎回のことながらお見事ともいえる。
私とて、もちろん、詰め込み教育そのものに賛成なわけではないが、ゆとり教育の産物が何だったかについては昨日に述べた通りである。
そういや、この人は文教族だが、ちょっと前にも「政治生命を賭けてでも義務教育の国庫負担を守る」と一見カッコつけているようでありながらも実はただの文教族丸出しのようなことを叫んでいたもんなあ…。
教育を地方に任せれば、さまざまな教育のやり方を全国の自治体間で競わせることができるわけで、文部科学省の独善的な発想の押しつけなんかより市場原理に近い原理が働いて、教育全体の質も上がろうかと思うのだが、この人はそれを阻止することに政治生命を賭けたいらしい…。
昨日、中部国際空港こと「セントレア」が開港したが、多くの人で賑わったようだ。
しかしながら、この種の話題でこれだけ前評判が高いのは珍しいと思った。
地方と外国との行き来には何も成田や関空を使うことはないわけで、また、かなり多くの国内便が飛んでいるとのことであり、「地方都市→羽田→成田→海外→成田→羽田→地方都市」が、「地方都市→セントレア→海外→セントレア→地方都市」になるのだから、「この空港は便利かも!」と思った。
最近は友人から「ホームページやブログ見てるよ」と言ってもらえることが多い。
実際に知らない方が見てくださるのはもちろんうれしいが、知っている人が見てくれるのは、うれしいやら照れくさいやらでおかしな気分になる。
なお、つい最近、同じ小学校・中学校・高校を卒業して今はオーストラリアにお住まいで20歳先輩の方から内容についてのお褒めのメールをいただいたが、このような反響をいただくことはうれしいものである。
しかし、「いい加減なことは書けないな…」と気の引き締まる思いがすると同時に、やはり、読み手のことを考えて文字数を減らさねばと思う。