プラズマテレビに資源を集中している松下電器産業と液晶に資源を集中しているシャープの決算が増益だったが、他社の決算は良くなかった。
売れ行きが良くても、利幅が縮小していることや開発コストが急騰していることによって、デジタル業界各社の生き残り競争は激化しているという。
そのような中で各社とも、経営資源を集中化したり合従連衡をしたりして生き残りを図ろうとしている様子が最近つとに報じられている。
ちょっと前にソニーが液晶に資源を集中することを選択したし、富士通が薄型パネル事業を撤退したというニュースも報じられた。
また、液晶とプラズマの薄型パネルをめぐる企業の合従連衡の動きも激しい。
液晶テレビの大型化が進んで棲み分けがなくなるにつれ、大型の薄型テレビを購入しようとする消費者は液晶とプラズマのどちらを購入するかの検討を迫られる度合いが激しくなってきたわけだが、中国なんかではプラズマが主に売れ、日本ではどちらかといえば液晶の人気が高いと聞く。
ところで、家電量販店でデジタル放送の映り具合を比較するところ、どう見ても私は液晶のほうが良いように思う。
そう思うのは私だけではあるまい!
あっ、私はというと…当分薄型テレビの購入予定はありませんな。
私のマンションではデジタル放送やケーブルテレビが無料で見られるので、「あったらすばらしかろうな…」とは思うのだが、安くなったとはいえ高すぎっすよね~。
それどころか、「昔、これぐらいのテレビってホント高かったよな~」なんて言いながら、去年に5万円前後の29インチ・フラット画面のブラウン管テレビを購入したぐらいの周回遅れ野郎ですから…。
このテレビは、以前からずっと使用しているテレビが壊れるのを待って買おうと思っていたのに、あまりに壊れてくれず待ちきれなくなって買った代物なのであるが、私の冷蔵庫なんて実家から持ってきた20年近い代物なのにも関わらず、いまだに普通に働いてくれている…。
もっと大きくて、霜が降りないヤツに買い換えたい気持ちでいっぱいなのだが、処分するのにお金はかかるし、「ここまでくれば壊れるまで使ってやろう…」という気になるからやっかいなものである。
でも、壊れるなら冬のうちに頼む…。