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世の中をかいくぐって逆張りの人生を歩む俺の意見

ネット口座は野村証券?

昨日の日経新聞に、近年の株式取引について、「取引、ネット証券が主流」と書いていながら、アンケートの結果、「個人投資家が最も良く使っているネット口座は野村証券だった…」とあった。

 

アンケートのサンプルの平均年齢は52歳、5割強が会社員とはことわっていたが、そこでは、野村や大和について「コールセンターが土日も対応してくれるなど、サポート体制が充実している」いうことがメリットとして取り上げていた。

 

マスコミというのは、「ネット取引をするなら野村證券の一番利用者が多いですよ…」といった“事実”で煽ったり、コールセンターのサポートなどどうでも良いことを重要なメリットのように感じさせるような、本質を完全に外した記事を載せることが多いが、こうした書き方は新たにネット取引を始めようとする人を惑わすだけなので辞めて欲しいものである。

要りもしないソフトがたくさんついている割高な国産PCを売りつけるのと同じようなものだと思う。

 

こういう記事を読むと、「ネット取引では判断は完全に自分で行うもの!ネット証券なんて安くてナンボ、ツールが便利でナンボだろうが!」と言わずにはいられなくなる。

 

「多くの投資家はなじみのある大手証券会社が開いたネット口座で売買しているのが現状のようだ…」というフォローがあったからまだ救われるが、野村でネット取引をしている人というのは営業マンがガッチリとつかんで離さないような昔からの投資家だけだろう。

 

むろん、私は昔ながらの営業マンの力を借りたりしながらの長期投資家のスタンスを否定しないし、大手証券の営業スタンスを否定するつもりはない。

また、口座数の推移などを載せておけばこのような煽りに乗せられる新規口座開設者が誕生する可能性はないと思われる。

 

しかし、このように「ネット利用=野村」という図式を新規開設者に植えつけることで、新たな犠牲者を生み出すのはやめて欲しいと思うだけなのだ。

まあ、すぐに高いことに対するメリットがないことに気づいて安い証券会社に切り替えるのだろうが…。