GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

手ごろな犯罪を探して繰り返し行おうとする連中について

オレオレ詐欺」の呼び名が「振り込め詐欺」へと変わるそうだ。

この「振り込め詐欺」にせよ、キャッシュカードやクレジットカードのスキミングにせよ、架空請求にせよ、出会い系メール送付にせよ、「ワン切り」にせよ、人のスキにつけ込むこれらの犯罪というのは、凶悪犯罪などとは違って、同じような連中が手を変え品を変えて繰り返しやっているであろうことは誰しもが予想するところだろう。

知り合いの架空請求をやっている人間が、「中野にオレオレ詐欺の学校があって、卒業試験が実際にオレオレ詐欺の電話をかけさせることなんですよ~」と笑いながら言っていたことがあったが呆れてモノが言えない…。

 

こういう種の犯罪に手を出す者というのは、そもそも悪意があると言わざるを得ないが、それが悪意と言うよりは、「アカの他人のことだからどうだっていいや」であるとか、「真面目に働いてお金を稼ぐのはかったるいから楽して金を手に入れたい」であるというような想像力の欠如から、このような犯罪に手を出すのだと思われる。

このような種類の人間というのは、その犯罪手口がダメになってしまっても絶対に次の手口を考えるようにできているに違いなく、実際に、その種の知り合いも常に次の手を考えているように外から見ていて見受けてしまう。

 

なので、警察や社会がある悪の手口を封じ込めたとしても、すぐに次の悪の手口を探されてしまい、”いたちごっご”になっている。

これを抑止するには、警察の充実、犯罪の重罰化、刑務所の概念を先進国にあるような更正施設から発展途上国に多い懲罰施設に変えることぐらいしか私には思い浮かばないのだが、何か良い手はあるのだろうか…。

 

伊豆白浜