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世の中をかいくぐって逆張りの人生を歩む俺の意見

村上龍氏の言う現代における成功者とは…

村上龍氏は「13歳のハローワーク」を著して、世の中の514種類の職業を丁寧に紹介し、本書はベストセラーになったが、そこで氏が言っていることは、「天職を早く見つけてそれに打ち込めばそれほどハッピーなことはない」というようなことで、本書の次の著書である「人生における成功者の定義と条件」において、安藤忠雄氏、利根川進氏、カルロス・ゴーン氏、猪口邦子氏、中田英寿氏と対談する中で、「現代における成功者とは、生活費と充実感を保障する仕事を持ち、信頼できる小さな共同体を持っている人である」と結論づけているが、本当にその通りだなと思った。

 

経済力・やりがい・人間関係の3要素のどれがかけても幸せとはいえないということだが、ものすごく共感できる。

また、「このような成功者は他人をうらやましがらない」とも述べているが、そうだろうなと思う。

 

なお、村上氏自身も、「文筆業が生きがいなのでビル・ゲイツ氏のようになりたいとは思わないから、ゲイツ氏をうらやましいと思わない」というようなことを言っているが、これには説得力がある。

天職らしい天職もないままに、27年もの年月を費やしてしまった凡人には今さら難しいのかもしれないが、それにしても、この村上氏の言葉は心に残るというか引っかかる…。