GOODDAYS

世の中をかいくぐって逆張りの人生を歩む俺の意見

これでも丁寧な言葉遣いと所作を心がけている

前回、「男が女のような話し方をする標準語について」という内容で述べたが、どちらかといえば本ブログでは男らしさというものを否定することのほうが多い。

 

それなのに前回、俺は標準語を「女のような話し方」と言い切った。

確かに、人は男女である前に個々の人間として捉えるべきであり、個々がジェンダーに縛られることを積極的に支持できないのだが、俺個人は、家では座ってしているもののできれば小便は立ってしたいし、どうしても俺という一人称を使いたいのだから仕方ない。

なお、本ブログの一人称は当初は「私」だとか「オイラ」にしていたのだが、10年ぐらい前から、読み手に明らかな違和感を与える、かつ、好感度は下がるとわかっていても、「俺」という一人称で通したくなったので「俺」の一人称で通すことにしたのである。

 

前回も述べたが、俺がうちのご主人と話すときに標準語だけでは自分の感情のニュアンスを完璧には表現できないと考えるがゆえに田舎臭い故郷の言葉を用いる。

「わかんない」ではなく「わからんもん」、「俺、バカだ」ではなく「俺、バカやわ~」でないと俺のニュアンスを正確に伝えきれないのである。

 

話を戻すが、世の中で言う男らしさというものに対して俺は基本的には肯定的な立場を取らない。

昔の世の中では任侠モノの映画が支持され、寅さんのような人間を理解してあげられる、ある意味寛容な世の中だったが、今の世の中では背中で語る男や、つっけんどんな男や、ガサツな男や、寅さんのようなウザい男は支持されない。

今の世の中では誰に対して話すにしてもタメ口より敬語のほうが便利だし、タメ口を使うにしても丁寧なタメ口を使うことが求められている。

その流れについて行けていない人は勘違いしている人として疎まれ、後々寂しい思いをすることになるわけである。

 

近頃は小学校で小学生同士で「さん」づけをさせることになっていることに違和感があるという声も出ているが、俺はそれに対して待ったと言いたい。

実はこの俺自身、何年か前からほとんどの友人を「さん」づけで呼ぶようにしているのである。

あだ名でしか呼ばない友人に対してはさすがにあだ名で呼ぶが、それ以外の友人に対しては昔からの親友であってもある時から「さん」づけで呼ぶように変えたのである。

特に年下の友人には絶対に「さん」をつけるようにしている。

「さん」づけをしてくだらない冗談を言っても困らないし、「さん」をつけることで相手を尊重して扱えるようになったなあと感じている。

なお、「おまえ」という二人称も名前で呼べば使わずに済むので、今更急に言葉遣いを変えるわけにいかない弟以外の人間に対しては使っていない。

まあ、うちのご主人と小競り合いになった時には使うけど…。

また、「くん」づけをするのも甥っ子など子供に対してだけである。 

 

さて、本題に入るのだが、俺はできるだけガサツな言葉遣いをしないように気をつけているが、それ以上に「所作」には気をつけている。

歩くときは背筋を伸ばして頭の上に何かを乗せているように歩き、歩くときは細く長く鼻でゆったりと呼吸をするようにし、笑顔とまではいかずとも口角は上に上げるよう心がけているつもりである。

モノを扱うときには可能な限り丁寧に扱い、ジェスチャーをする時には指の先まで意識を通わせているつもりである。

優雅とまではいかずとも、所作さえしっかりとしていれば言葉を交わさなくても相手に良い印象を与えることができるわけで、所作ほど雄弁なものはないと思うからである。

 

俺が所作に気をつけるきっかけとなった要素が二つほどあるのだが、一つは田舎者であるがゆえ、もう一つは、世界を旅してきたがゆえである。

幼・小・中・高と県で一番良い学校に行ったことだとか、中流以上の家で育ったというような、一般的に「育ちの良さ」と言われるような要素はどちらかといえば俺に反抗心を抱かせる方向に働いたのだが、上京して、自分がド田舎者であるという自覚を持ったことは自分の所作を改善させるうえで大きな要素となった。

また、過去の旅行記を引用すると以下のような所感を述べているのだが、日本人の所作の美しさに感銘を受けたというのも自分の所作を改善させるうえでかなり大きな要素となった。

 

ロシア・フィンランドスウェーデンデンマーク

そもそも飛行機会社にあまり期待なんぞしていないし、たまたまそうだったのかもしれないが、今回乗ったエミレーツ航空の4つの便に関しては乗務員の態度はどの便も全体的にガサツすぎるような印象を持った。

例を挙げれば、着陸前に回収する毛布やヘッドフォンをひったくるように回収する所作や、飛行機が揺れた際に僕の膝に水をこぼしてもろくに詫びもなく、座っている乗客に何度も尻をぶつけておいて一言もないことなどである。

セクシー尻をぶつけられた僕が礼を言うべきだと言われればもしかしたらそうなのかもしれないし、悪印象を持ったというわけではないものの、こういった所作のガサツさは国際的には標準に入る部類なのだろうが、日本人としてはガサツと感じざるを得ないだけの話だし、外から見て日本という国のどこが最大の長所かといえばこのガサツさがない、もしくは弱いという点ではないかという思いを海外に行くたびに強くしているぐらいなので仕方ない面もある。

 

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プラハ・ウィーン・クラクフワルシャワ

ウィーンは物価が高いこともあり、また、ホテルの前にあったので、スーパーを何度か利用したのだが、日本以外の国ではありがちではあるが、レジでふんぞり返ったおばさんが人が購入した商品を放り投げるように扱う。

チップ大嫌い人間でありながら、こういう光景を見るにつけ、「やっぱ、チップをもらわないところではこうなるのかな~」と思うとともに「日本人の真面目さ、所作の美しさというのは世界に冠たるものがあるよなあ~」と海外に出るたびに抱く感想をまたもや抱く。

 

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なんとも冗長になってしまったが、丁寧な言葉遣いをするうえで、標準語は便利だし、訛りの抜けぬ田舎者の俺でも所作に気をつけるようにすることで相手に良い印象を与えられると思っているので、一応は心がけるようにしてますよという話でございました。

 

千鳥ヶ淵