GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

一点だけ気になるが、同性婚を認めない選択肢はない

「国が同性同士の結婚を認めないのは、憲法が保障する婚姻の自由を侵害し、法の下の平等にも反する」として、13組の同性カップルが国に損害賠償を求めて札幌・東京・名古屋・大阪の4地裁に提訴したと、本日、各マスコミより報じられた。

認めるとなると憲法24条の見直しも必要な気がするが、憲法9条の見直しと共に見直してもらえればと思う。

 

俺は同性婚を否定するのは明白に差別だと思うので、いち早く認めるべきとしか意見を述べようがない。

仮に同性婚に反対する議員がいるとすれば、その議員は差別主義者と思うことにする。

 

しかし、前に人間はボノボと同じで良いと述べた際に同じことを述べているのだが、そもそも俺個人は戸籍だとか結婚という制度は不要な制度だと思っている。

家族という枠組みも個々の内心で存在するぶんには良いと思うが、法的には不要な枠組みだと思っており、どうしても決めておくべきと思う事項は子の養育者死後の相続者だけで、あとは親の扶養を義務づけるかどうかというところであろう。

パートナーの扶養や兄弟親族の扶養に関しては本人の気持ちで行うべきものであり、法的な義務を負わせるべき性質のものでないだろうと思う。

相続の遺留分という考え方もゲスな考え方だと思う。

たとえボケて騙されたとしても、本人があげたい人に全額あげれば良いではないか。

 

また、異性カップルであれ同性カップルであれ、子がいないカップルであれば何一つ違いはないと思う。

この両者の扱いに違いを設けるのは明らかに不平等である。

そもそもカップルを2人で結成しようが、3人や4人で結成しようが、性愛で結ばれようが、友情で結ばれようがですらどうだって良いと思う。

子が誕生した時にのみ、父と子・母と子でデュアルに養育義務が生じるだけの話だと思う。

なので、離婚時の単独親権という制度は実におかしな制度だと思う。

もちろん、日本においては出生率を上げないと将来の社会保障制度に無理が生じることが予想されるので、子を産んだら逆に経済的に楽になるぐらいに子育て補助をするべきだと思う。

こういうことを述べると「産みたくても産めなかった人が…」という意見が出るのだが、産まないと社会保障制度の維持が難しくなるのだからそれとこれとは話が別だと思う。

 

俺が結婚という仕組みの何が嫌でうんざりすると思うかって、それは離婚をした時の打算を内包しているところである。

しつこいけど、俺は人間はボノボのようであるべきだと思っているので、もしパートナーから「他の人と一緒に居たくなったから別れて」と言われてもそれを尊重してあげられないようではダメだと思うし、それだけの魅力がない自分・人を見る目がない自分のほうがむしろ悪いと反省するようでないとダメだと思っている。

浮気されて別れる腹いせに慰謝料だの婚姻費用だのをぶんどってやろうなどという思考には全く共感できない。

カップルを解消する際に決めるべきなのは子の養育の問題だけだと思う。

まだ世の中が俺の考えについて来れていないのが残念である。

 

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俺が同性愛者に関して下世話な感情とちょっとした好奇心を伴う抵抗を抱いてしまうのは一点だけである。

 

男性カップルが(ラブ)ホテルに宿泊するのを拒否する事例が相次いでいるのか、拒否しないようにということで、昨年の1月に厚生労働省が「旅館業における衛生等管理要領」を改正して「性的指向性自認等を理由に宿泊を拒否することなく、適切に配慮すること」と定めたようである。

 

全く未知の世界のことなので尻ようがないのだが、男性カップルが宿泊施設の衛生を損なわずに性行為を行えるのかという点だけがどうしても気になるのである。

ホント、同性愛の件で気になるのはホントにその一点だけっす。

でも、そこだけがどうしても気になるんす。

なお、先ほどのという字の誤記はわざとです。

 

まあ、ラディカルな意見を持っていてもそれは自分のなかに留めおいて、実社会においては結婚して普通にやってるんですけどね…。

 

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