全く無理はしていないのだが、以下のようなことは実行しているので、どちらかといえばエコな生活をしているつもりでいる。
- モノや服を滅多に買わない。
- 使い捨ての容器を使わない。
- コンビニにあまり行かないし、ペットボトル飲料や弁当類を滅多に買わない。
- カフェに行かないし、コーヒーのテイクアウトをすることもない。
- そもそもケチだからだが、過剰包装しがちな店で買い物をしない。
- 本当は書店を応援したいのだが、シンプルライフとエコとコストの観点から、電子書籍で出ていれば電子書籍で買うようにしている。
- ゴミの量が少ない。
- ゴミの分別は完璧に行う。
- 食料廃棄は剥いた皮などを除けばゼロ。
- 車を持っていない。
- 冷房は30度設定にしている。
- 冬でも暖房は滅多につけない。
- シャワーで済ませることが多く、湯船に入る回数が少ない。
- 公共料金が安い。
- 外ではハンカチを使い、ペーパータオルは使わないと決めている。
- 環境配慮型の洗剤やせっけんを使っている。
- レジ袋は1枚も無駄にせずゴミ袋として使う。
エコでないのは、ついネット通販を利用してしまうのと、ダブルのトイレットペーパーを買ってしまうのと、トレー容器回収に協力していないのと、流しに水切りネットをかけるのと、肉を冷凍するのにNEWクレラップを使うことだが、NEWクレラップに関してはできる限り値下がりした肉を買ってきて即時冷凍するのだから廃棄視点ではエコともいえる。
日本は供給側が支持基盤の自民党政権が続いているので、環境等を目的とした法規制が他国と比べてとにかく緩い。
レジ袋は家で使うからまだいいが、小売店やパン屋での過剰包装だったり、頼みもしないのにおしぼりを入れられたりすると個人的にはげんなりする。
外国に行って、袋にすら入れてくれない時はその国の規則の意識の高さに感心し、日本人として負けた気になる。
そのようななか、来年のG20に向けてなのか、新任の原田環境大臣の意向もあって、環境省はスーパーやコンビニなどで使われているプラスチック製レジ袋の有料化を義務づける方針を固めたという。
自民党政権が続いているとはいえ、供給側のほうばかりを向いていては世界の潮流から置き去りにされると政権や環境省も考えたのだろう。
我が家に関してはレジ袋を1枚たりとも無駄にしていないが、ゴミ袋に関しては別途買えば済む話であり、皆がエコバックを持ち歩くことで無駄に使われるレジ袋の総量が減るのならレジ袋の有料化には大賛成である。
また、ストローの件やレジ袋の件がきっかけになって、社会において環境を意識する流れが強まることはとても良いことだと思う。
なお、消費者側の意識を変えることも必要だが、4割に上るとされる本や雑誌の返本率・新聞の押し紙・コンビニや小売店舗や外食店での食料廃棄・売れずに処分される衣類をどうにかするといった供給側の意識を変えることがエコを推進するうえでは本丸であろう。
このような供給過多・ブランド理由・陳列理由・マーケティング理由による廃棄を防ぐことこそがエコの観点において真に大きな効果を生むのだろうが、これは経済成長にとって確実に邪魔になるので規制がここに切り込むことはないだろうなと思う。
政府があれこれ言ったところで、コンビニ各社や高級ブランドが「はいわかりました」と言うわけないしね…。
ゴミやエコに関して意識を高く持つことは大切なことだが、これを先進国を中心とした動きで済ますには世界の状況はあまりにシビアである。
NEWSWEEKの2018年10月9日号の11ページに「地球上がゴミで埋め尽くされる日」という見出しの記事で、要約すると以下のようなことが述べてあった。
世界中で1年間に出るゴミの総量は2016年で20億トン。
2050年には34億トンに達する見通し。
南アジアは現状の2倍、アフリカは3倍に増える見通し。
貧困国で処理されないゴミの割合は90%に上る。
貧困国の自治体でゴミ処理に必要なコストは予算総額の20%。
ゴミの未処理は呼吸器疾患・下痢・洪水・大気汚染の原因にもなる。
どこまでも深刻であり、小さなエコ意識の問題よりも真の課題はここにあると思わされる。
今日、築地市場が閉場した。
もう、発泡スチロールが築地市場から隅田川に落ちていくようなこともなくなるし、道端に投げ捨てられるゴミの量も減るだろうが、やはりとてもさびしい。
もう、築地市場が動く日は来ないと思うと感傷的な気持ちになる
正午で営業終了となった
早速、引っ越しが始まった
引っ越し作業に一般開通前の築地大橋が使われ始め、車がひっきりなしに往来し始めた。今から10日まで大急ぎの引っ越し作業となる