GOODDAYS

  世の中の歪みをかいくぐってひたすら逆張りの人生を歩む俺の意見

GOODROOMS, GOODDAYS② 構想を練って業者を探す

不動産の購入や交渉云々については、前回に紹介した通り、別の回に述べているため、今回は触れないが、居住中の物件を軽くリフォームして引き渡してくれる予定だったものを、現況での引き渡しにしてもらった。

もちろんその分のリフォーム費用を値引きしてもらった上で取引価格の交渉をしたのだが、隅田川沿いの希少物件であっただけに本当にタフな交渉だった。

東日本大震災があって間もない時期だったので、売主に「地震の時はどうでしたか?」と聞いたら、「免振だったからそんなに揺れなかったですね~」と表情を崩さずに首を傾げながら言っていたが、今後もスーパー堤防&免振建築という強みが発揮されることを願うのみである。

 

立地・周辺環境・眺望・北西と南東に窓がある点といったファクターでは抜きんでていた物件なのだが、下の写真の通り、内見させてもらった際に売主の部屋に結構な生活感があったために、他の内見者にとっては輝く宝石的な物件のように見えなかったかも…と思えるのがとてもラッキーだったのだが、こちらはスケルトンにしてからリノベーションをしたいので、もったいなさゼロのこの部屋がとてもありがたかった。

 

生活感の漂う売主の住居

 

引き渡し時でスケルトンにする前の状況

 

そして、ここから躯体のみにしてからのリノベーションをしたのだが、500万円程度で考えていたのだけど、あれこれ欲張るうちに700万円かかった。

この700万円は俺のワガママを実現するための費用である。

大きな価格のものを購入する時には100万円程度の単位を小さく見てしまいがちなのだが、100万円という金額は毎月1万円ずつ節約してもそれを埋め合わせるのに8年間かかる金額であり、また、小さい節約を積み重ねて100万円分を節約することを考えると途方もない金額に思える金額なのでリテラシーとして侮ってはいけないと思いつつ、大いなる野望の実現のためには妥協をしなかった。

運が良かったのは、売買契約から先方が退去するまでにかなりの時間があったために、月島で賃貸していた住宅と家賃をそれほどかぶらせることなく、ゆっくりとリノベーションの構想を練ったり、業者を探し、設計や工事について話し合う時間を取れたことであった。

 

リノベーションにあたっては当然ながら複数社から見積もりを取ったのだが、こちらの要望と図面を渡して、完成図面イメージレベルで提案をしてもらったのはBスタジオさんとY堂さんとオフィス・エコーさんだった。

それぞれ得意とする感覚やセンスがあるのだが、我が家と圧倒的に感覚が近く、他社と比べて「あれっ?」と思うぐらいにハイスペックかつ良心的な金額を提示してきたのがオフィス・エコーさんだったのでお願いすることにした。

他社はコスト削減のために、床の材質の単価を落としたり、片方の部屋を絨毯にしたり、ペンキでなく壁紙にするなどテイストを変えてみてはどうかと提案してきたのだが、オフィス・エコーさんでは全体を同じテイストで仕上げ、かつ、高単価の無垢のウォールナットとつや消しペンキ塗りで全体を覆うこちらの提案を通してくれた。

特に圧巻だったのが、造作してもらう洗面所・棚・机・キッチンのテイストを同じにしたいとこちらの要望を組んでそれを理想的な形で実現してくれたことと、廉価なIKEAの什器をベースにして市販のキッチンよりも廉価でオリジナルのキッチンを造作してくれたことで、施工会社ではなく設計会社の江本社長ご自身が「IKEAのキッチンを自分で組み立ててみたかったんですよ~」と言って、自転車でうちに通って施工する職人さんに混ざって汗を流しながらキッチンを組み立ててくれたことである。

次回以降に触れるが、おかげで、流し・棚・食洗器・ガスコンロ・オーブンレンジ・換気扇の全てが違うメーカーのものなのに、驚くほどの一体感を持つキッチンとなった。

 

なお、元々は2LDKの部屋だったのだが、風呂と洗面所の位置を入れ替え、大きめのウォークインクローゼットを設ける代わりに、1LDKにすることとして、将来に子供が生まれて個室が必要になったら寝室を分割しようと考えたのだが、結局、子供は持たない人生になりそうなのでこれからもずっとそのままにする予定である。

住宅価格の高い都心で70㎡を超える物件を購入すると随分と高額になってしまうので、我が家は70㎡弱の広さの物件を購入したのだが、この広さは二人で住むには十分な広さであるものの、家族が増えると手狭になりそうな気もするなあと思っていたのだが、そういった心配をする必要性もなくなった。

また、給湯器を別の場所に動かして、回遊性のある間取りにしたのだが、おかげで、空気が窓から反対の窓に流れるようになった。

次回はパーツの選定などについて述べる。

 

解体工事後、スケルトンになった部屋

 

リノベーションの序盤の様子

 

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