GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

ケンカに巻き込まれた場合の中二病的脳内シミュレーション

今回は路上でケンカに巻き込まれた場合の俺のシミュレーションについて書く。

 

まずは路上で人とケンカになるような状況を回避する生き方をすることが第一だが、昔は血の気が多かったので、ケンカを売られるのを期待していたところがあるし、ケンカの仲裁も大好きだった。

このブログに書いただけでも数回あると思う。

 

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ケンカの仲裁に関しては警察や係員が近くにいない場合は、俺がしなきゃ誰がやる?と思うので、蛮勇とはわかっていても、今でも見かけたらすると思う。

 

今は、格闘技経験者だからこそ、正当防衛以外でこちらから手を出したら社会的にアウトだと痛切にわかっているし、正当防衛だとしても相当気をつける必要があると思うので、こちらが手を出さないことが最も大切なことだと思っている。

セクハラでも暴力でも弱者こそが強い世の中だからこそ、いくら屈辱でも逃げるが勝ち、謝ってしまうが勝ちということになるだろうし、普段からそのように心の準備をしておくことが肝要だろうと短気な自分に言い聞かせている。

そして、リング上で殺気をむき出ししてこちらに殴りかかってくる相手と何度も対峙した経験は、このような危機に際して慌てずに落ち着いて対応するのに役に立つと思う。

 

暴力沙汰になるのを全力で避けるように努めても、相手が手を出してきそうな場合に最初に気をつけるべきことは、相手がナイフのような鋭利な物を持っていないかを確認することだろうと思う。

間合いを取って相手の攻撃をよけることはボクシングをやっている人間が最も得意とすることだが、須藤元気さんですら現役バリバリの頃に通り魔に刺されたことがあるぐらいなので、不意打ちを含めてナイフには気をつける必要があるし、もし、持っていたら全力で距離をとるか、リーチで差をつけるための長い棒を探すしかないと思う。

棒を手にすることで相手より確実に長いリーチを手にできれば、ボクシング経験者であればナイフで刺されるというような事態は避けられると思うので、一応は逃げまとわずに警察などを探すことができると思う。

 

バットのようなものや石のような投げるものに注意をする必要はあるものの、相手が鋭利な物を持ってさえいなければ、ある程度はこちらが主導権を握ることができると思うのだが、次に考えなくてはならないことは、相手が柔道レスリンもしくは相撲の経験者でないかと疑うことと、地面や壁の硬さを頭に入れることだと思う。

周囲に目撃者が誰もいない場合でもない限り、締め技で死ぬことはないと思うのだが、頭を路上や壁に打ちつけて死ぬ可能性は十分にある。

そして、それ以外の理由で死ぬ可能性はほとんどない。

投げ技総合格闘技ではそれほどの存在感のない技だが、いざ路上となると最も危険な技だと思う。

受け身は一般人にとっては柔道の授業で習った程度だが、日本人の男子は基本的には受け身は取れるはずだから、いざとなったら上手く受け身を取るぞ、受け身を取れなくても手で頭部を保護するぞと心の準備をしておくことがこの段階では必要になると思う。

地面や壁の硬さを考えると、やはり柔道や相撲の経験者は実戦では強いと思う。

 

最後にこちらにとって圧倒的に優位にある打撃についてである。

もちろん、こちらから手を出したらアウトだし、相手に手を出させないことが何よりも大切だし、打撃を与えずに取り押さえることが次善の策だが、もし相手が手を出してきた場合、目や喉への圧迫・股間への打撃・指折りをされないように気をつけて、こちらに何らかの外傷をつけさせてから、相手に大ケガを負わせないような方法で相手の心を折らなくてはならないと思う。

 

さすがに拳で殴ると頭部にダメージを与えるし、頭から転倒されるリスクもあるので、ボクシング経験者にはその辺の判断が難しいと思うが、キックボクシング経験者には簡単に解決策を思いつくだろうと思う。

その解はローキックしかあり得ない。

太ももの前側かつ外側の部分を掌底で軽く叩いてもらえばわかると思うが、本気で蹴ればバットをへし折れる強さの蹴りで蹴らずとも、受ける側の想定をはるかに上回る激痛が走るであろうことは容易に想像していただけると思う。

左手をふいっと上に上げて相手の視線を左手に集めて、その対角線にある右足で相手の左足の太ももを素早く蹴る。

ローキックのカットは素人が急にはできないし、キックボクサーのスネは硬く変質してしまっているので、膝を合わせられるのならばともかく、一般人の弁慶の泣き所では受けたところで同じく激痛が待っている。

膝を合わせられても構わず連打をするだけの話である。

余談だが、キックボクシング経験者のスネは硬くなっていると同時に痛覚も鈍くなってしまっているので、日常生活でスネをどこかにぶつけたとしてもほとんど痛みを感じないのである。

ローキックならば、相手の心を確実に折り、相手を動けなくし、かつ、相手が頭を地面に打ちつけるような大ケガを負うこともない。

ローキックの痛みはあまりの痛さにビックリするほどなのだが、一週間足を引きずれば治る程度のダメージしか与えずに済む。

 

ちなみに本気で殺すと仮定するならば、ローキックかジャブかワンツーを相手に当てて、怯んだところで頭を首相撲の態勢にしてロックして顔面にヒザを入れるか、ハイキックでも入れれば誰でもぶっ倒れるだろうから、あとは後頭部を地面に打ちつけるよう踏みつければおそらくは死ぬだろうなと思う。

あくまで仮定の話だが、格闘技経験者が素人を殺すのには1分もかからんだろうなとは思う。

物騒なことを書いてすみませんでした。

 

今日は栗城史多さんがお亡くなりになられたという大変に残念な報が入ってきたが、ない話ではないだろうと思いつつもその若さにショックを受けた。

過去にこのブログで栗城さんを取り上げた時も、指が失われるかもしれないという報が入った時だった。

指だけではなく命までも奪ってしまうとは登山は恐ろしいと思う。

俺は危険な登山も格闘技も部活動で経験しているのだけど、アメフトも長期的な脳へのダメージを考えれば、やらないほうがマシと思うぐらいに危険なスポーツだと思うのだが、日大と関学の試合のニュースは、当事者や団体組織を超えて、社会全体で叩くことが目的化していて毎度ながらこういった世相にはげんなりする。

当事者と団体組織による事実の究明と再発防止策の構築こそが大切なことなのだが、今回も不祥事後の危機管理の部分にばかり焦点が当たっている。

そして、その再発防止策の本質をえぐると、日本社会が体育会的な組織のあり方を見直すことから逃げてはいけないと思うし、国民に染みついたこういったメンタリティーがあらゆる場面で日本の弱点となっているという事実を社会全体で共有していく方向に昇華していって欲しいと思う。

社会による制裁だけを目的にするにはあまりにもったいないと思う。

 

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