GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

晴海埠頭って無くなるんすね

東京オリンピックの選手村の建設現場の事故で作業員の方が亡くなったとのことだ。

散歩をしながら工事の様子を見ることも多いのだが、これほどの大規模なプロジェクトはなかなか見られないと思うとともに、暑い夏も寒い冬も多くの方々が懸命に作業にあたっている様子を直に目にしているだけに残念かつ痛ましく思う。

 

ところで、ずっと前に発表されていたことを今頃知ったが、晴海埠頭と晴海客船ターミナルはオリンピック選手村を整備する段階で無くなるらしい。

レインボーブリッジをくぐれなくなって超大型船が着岸できなくなったというのも廃止の理由にあるようで、代わりにお台場の船の科学館周辺に新しい客船ターミナルを作るようである。

 

大きな船が着岸する時には見に行ったりしているし、イベントもたまにあったのでさびしい気がするが、そもそもあまりにも閑散とし過ぎていたので妥当といえば妥当であろう。

 

前は、晴海埠頭の公園にコンロを持って行って肉を焼いたりしていたのだが、オリンピックまでの間、工事で公園がまるごと閉鎖されてとても残念な思いをしているし、中央区主催の東京湾華火大会も終了するわと、オリンピックが決まってろくなことがないのだが、オリンピック後にはバーベキューができそうな気はしないが新しい公園が整備されるのでそれは楽しみである。

 

話は変わり、うちの対岸の築地市場跡地の利用について話し合う「築地再開発検討会議」が1月25日にあり、議事録はまだ公開されていないのだが、いろんな案が出たようである。

その中の一つだが、1月26日の東スポWebによると「シャネルのリシャール・コラス社長は商業施設だけでなく住居も併設すべきとし『タワーマンションではなく、違うライフスタイルの東京の姿を見せるべき』と30~40戸の低層マンションを提案。実現すれば1戸10億円はくだらない超セレブマンションとなりそうだ。」などという意見も出たようである。

実現すればシャネルにとってはおいしい話だろうが、中国あたりの超富裕層に住んでもらえばおもしろいかもしれないと僕のような人間には全く思いつきもしない発想に驚いた。

 

確かに集積的な開発をするより、一騎当千の超富裕層が住むようになり、さらに特区的な優遇でもすれば相当な経済効果があるのかもしれない。

 

個人的には前から言っているけど、海外からのお金を呼び込めるマリーナベイ・サンズのようなド派手なものが来ればおもしろいと思うのと、散歩に行ける緑地スペースは何としても欲しいところで、向かいに船着き場でもできればおもしろいようにも思うが、騒がしそうなのでそれはなあと思っている。

これも工事が始まったら変化を楽しめつつもうんざりすることも多いのだろうと思う。

 

何より最も心配しているのは当サイトのアイコンにも使っているほどに愛してやまないゆりかもめの居場所がなくならないかどうかということである。

個人的には家の窓の外にゆりかもめが見られなくなることほど寂しいことはない。

 

【追記】

追加記事を書いたので以下にリンクを貼ります。

 

gooddays.hatenablog.jp

 

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