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dマガジンを読んでいるので週刊誌の比較ができてしまう

前々回に述べた新聞のタイムリーな比較は難しいが、週刊誌の比較ならば僕にもできる。

 

僕のように100%娯楽目的で読んでいる読者にとって、費用・労力・媒体自体のおもしろさという面で全ての新聞に目を通すことは厳しい。

しかし、dマガジンを購読するようになって、dマガジンで読める範囲での一般週刊誌、週刊文春週刊新潮週刊現代週刊ポスト週刊朝日サンデー毎日AERANEWSWEEK週刊プレイボーイ・週刊SPA!と、経済誌、週刊東洋経済週刊ダイヤモンドエコノミスト・PRESIDENTにはざっとだがKindle上で全てに目を通すようにしている。


写真週刊誌も飛ばし飛ばしで全て読んでいるが、女性週刊誌は一切読まない
実話系週刊誌は読みたくもないが、dマガジンで読むこともできない

 

花田紀凱氏も産経新聞に週刊誌の比較コラムを載せておられるが(産経を購読していないので読んではいないけど)、花田氏と違って、僕は100%娯楽目的で読んでおり、このブログを書くのと同じで、少しでも何かに役立てようと思ったら負けと思って全誌を読んでいる。

 

「情弱向けの週刊誌を読むよりもネットのほうがいいじゃん」という意見はあるかもしれない。
確かに僕もネット上のニュースや経済誌のサイトのコラムにもほとんど目を通す。
しかし、紙媒体に印刷される記事は、ネット上にしかアップされない記事よりも単純に質が高いと思っている。
そういう点において週刊誌に目を通すことは良質の情報を得るのに手っ取り早い手段だと思っており、dマガジンで全誌に目を通すことにしているのである。

 

そういうわけで、結果的に各誌を読み比べることになるのだが、いつも思うのはやはり部数が多い週刊誌はおもしろいことが多く、部数が少ない週刊誌というのはおもしろくないことが多いということである。

 

以下に各誌に対する僕の感想を載せるが、媒体名の横に日本雑誌協会公表の最新発表の印刷部数(2017年7月~9月)と日本ABC協会による2017年度上半期(1月~6月)の雑誌実売部数(ABC協会は非公開だが、花田氏のコラムより引用)も載せた。
掲載時期は若干ずれるが、いかに多くの雑誌が売られずに処分されているかは一目瞭然にわかると思う。
もはや、これは出版・印刷業界の闇と言っていい部分のように思う。
というか、過去にも書いたが、月額わずか400円のdマガジンで読めるようになってしまった今、「紙の雑誌を買う人は情弱なんじゃないの?」というのが個人的な感想である。

 

以下、各誌に対する僕個人の感想である。

 

個人的には週刊新潮(印刷部数434,241・実売部数247,352、以下同)の記事の方が週刊文春(643,333・372,408)よりもおもしろいことが多いと思うし、レベルも高いように思うし、レギュラーコラムも断然好きである。
潤沢な訴訟費用を用意して、訴訟覚悟でなりふり構わない取材をする文春の姿勢には疑問を抱くが、内容はきちんと読ませてもらっている。
それでも、文春記者が小林よしのり氏に晒された時に「ざまーみろ、文春の記者なんてみんな逆尾行してどんどん晒せ(記者の多くは社員でないのがかわいそうだが)」と思ったりするから僕という人間も酷いものだと思う。


部数はとても少ないが、当然とはいえ、NEWSWEEK(54,217・32,136)の記事は質が抜きんでて高く、「えっ?」と思うようなニュースを見つけることもある。


週刊現代(462,000・264,089)週刊ポスト(367,818・217,331)はなんだかんだで娯楽色が強くて気楽に読みやすいが、週刊現代のほうがより内容がある。
でも、週刊ポストのあほらしさと内容が薄いゆえの読みやすさは個人的には好きである。
週刊朝日(127,850・82,164)はやわらかいというか芸能・文化に強い感じで僕の好きなジャンルを扱っていないが、まあ読む人はいるだろうなと思う。
所詮、僕は週刊朝日サンデー毎日側ではなく、週刊現代週刊ポスト側のオヤジということだろう。


余談だが、週刊SPA!(108,740・実売不明)は内容がくだらなくても大抵の号はおもしろい。
レギュラーコラムが充実している週刊プレイボーイ(178,182・実売不明)も同様におもしろいが、やはり、より低俗な週刊SPA!は楽しみである。


AERA(87,367・47,947)は大抵は読み飛ばすが、特集によっては読ませると思うものもある。
でも、お得感がないというか、これじゃ売れないだろうなと思う。

 

そして、週刊誌の中でずば抜けておもしろくないのはサンデー毎日(76,000・50,561)である。
レギュラーコラムの執筆陣は充実しているのでコラムを目的に読むのならばわかる。
また、防衛省関連の記事でなかなか鋭い記事を書いたように、たまにスクープも出す。
しかし、それ以外の記事のおもしろくなさには毎度驚く
記事のおもしろくなさ、速報性・スクープ性・独自性のなさ、新味のなさ、間の抜けかたは群を抜いていると思う。
サンデー毎日を読んだ後に週刊新潮を読んだならば、多くの人はその差に愕然とするはずである。

 

最新の1月21日号でいえば、経済全体に関する見識があるかどうか不明で、税や家計の損得情報ばかりを述べる自称「経済評論家」「経済ジャーナリスト」の先生を重宝したり、経済学の「巨匠」に4ページのインタビューをとっても何一つ新しいことを書いておらず、とにもかくにも間が抜けており、「何のために紙面を割いたのだろう」とまともな読者だったら誰もが思うであろうレベルの記事を載せたりとぬかりはない。
その前の号も保坂正康氏あたりに大いに語らせるなど、ニーズの外しかた、間の抜けかたには見事さすら感じる。


そもそも政治に関していえば、サンデー毎日週刊朝日などは与党の政治家とのコネクションも保ちようがなく、インタビューも取りにくいだろうし、母体となる新聞の立ち位置を考えてもそもそもマイナス記事以外はまともな記事を書きようがない。
今回はせっかく菅官房長官からインタビューを取ったようなのだが、聞き手が塩田潮氏で、菅官房長官の受け答えの事務的な感じが文面からひしひしと伝わってくる。
相撲の記事も毎回ながらの後追い記事となっている。


きちんと購読せずにdマガジン読んで感想言うのは申し訳ないのだが、全誌に目を通すと質の差というのはあまりにもあからさまにわかってしまう。
ちなみに、個人的に好きな週刊誌トップ3週刊SPA!週刊新潮週刊ポストとなる。

 

経済誌はどれもおもしろいが、最も売れている月2回発行のPRESIDENT(323,217・実売不明)は名前に反して最も俗で、ハウツーばかり書いていて、ほとんどためにならないように思うが、売れているのでニーズはあるんだろうなと思う。

 

週刊東洋経済(91,167・実売不明)週刊ダイヤモンド(127,958・実売不明)の内容の濃さは言うまでもないがdマガジンで読めるページは少なめである。
日経ビジネスは読めないので読めるだけでもありがたい。
いつも思うのは、経済誌のなかでは週刊東洋経済の内容が最も濃く、掘り下げていると思うのに、東洋経済の部数は何故に少ないのだろうということである。
東洋経済のサイトは記事量を増やしたことによる玉石混交ぶりが目立ち、分析記事ではないストレートニュースも多く載るようになったが、雑誌の質の高さはさすがだと思っている。

 

なお、新聞でも週刊誌でも毎日新聞社のことを悪く書き過ぎているので、ポジティブなことを述べておくが、週刊エコノミスト(印刷不明・実売不明)は書き手のレベルも高く、読みごたえのある記事が多いと思うけど、マニアックな特集が多いですわね。
巻末の「THE MARKET」の「予想PER(借)」「予想EPS」データや「GDP・インフレ率」のデータは見方を間違えると誤解しかねないので注意が必要だと思う。

 

こうして最低でも1週間で14誌に目を通すこととなるので、1日に2誌はコンスタントに読んでいることになるが、月2回誌のクロワッサンやBRUTUS、その他の月刊誌なども入れるともっと多く読んでいる計算となる。
dマガジンから別料金を請求されないかと不安になる(笑)。