GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

プラハ・ウィーン・クラクフ・ワルシャワ旅行記

 

ロッコ→ロシア→チベットと続いた夏の旅行だが今年は普通にヨーロッパ

僕はイギリスか中欧か考えていたのだが、イギリスはテロが多いのと、ポンドが下落してもまだ旅費が高いので中欧に。

僕は中欧を旅行したことがあるのでまだいいかなと思っていたのだが、パートナーが行ってみたいと言うのと、僕個人もポーランドがちょっと気になっていたのと、やはりウィーンが大好きなので、行くことを決定した。

photos.google.com

 

なお、僕はこれまで多くの国を旅行しておきながら、20年前にイギリスに行ったっきり、アメリカ・カナダ・オーストラリアなどのアングロサクソンの国に一度も行ったことがないのでそろそろどうかと毎年言うのだが、カナダに6年住み、シドニーオリンピックのスタッフとしても働いたことのあるパートナーとしてはアングロサクソン圏に行く優先順位が限りなく低いらしく、ずっと却下され続けている。


機内

行きはKLM航空でアムステルダム経由で行った。

成田10時30分発→アムステルダム15時10分着、アムステルダム16時20分発→プラハ17時45分着。

外はまだまだ明るいので初日の夜からがんばって街歩きをする。

ビールを飲んで宿に戻る時は歩きながら眠りそうになるほど眠かった。


プラハ

プラハは10年ぶり2度目の訪問となる。

それでもこの美しい街並みには驚きを隠せない。

よくぞまあ、これだけ見事に街並みが統一され、かつ、旅行者が心を躍らせるだけの活気を残す街を体現しているものだと感心する。

プラハは、1346年にボヘミア王カレル1世が神聖ローマ帝国の皇帝に即位してから、神聖ローマ帝国の首都となり、1648年にハプスブルク家のウィーンに都が遷るまでの間に最盛期を迎え、紆余曲折あれどヨーロッパ最大級の都であり続け、また、戦争の被害にも、戦後の高度経済成長にも巻き込まれなかったため、中世の街がそのまま残っているという稀有な都市である。

ちなみにボヘミアとは、ドイツに囲まれた左半分のチェコの中西部を指し、牧畜が盛んな地域でもある。

 

プラハは百塔の街というだけあって、教会など見どころの数が多い。

とはいってもあまり細かく見ると、デービッド・アトキンソン氏の著書「世界一訪れたい日本のつくりかた」で用いられている「ABC(Another Boring Church=次の退屈な教会)観光」になってしまうので、教会などの観光はほどほどにして中世の街に彷徨いこんだかのような街を散策して楽しむのが良い過ごし方なのではないかと思う。

逆に、ウィーンでは豪華絢爛さに疲れはするが、一つ一つが超ド級の見どころばかりなので、「ABC観光」にはならないように思う。

チェコは一人当たりのビールの消費量が世界一らしいが、ビールの価格が安い。

僕はビール大好き人間でありながら、あまり飲めない体質なのでその恩恵にあずかることができなかったのが残念であるが、ホスポダと呼ばれるビール居酒屋で美味しいビールと食事は楽しんだ。

 

ところで、プラハの旧市街で売られているペットボトルの水の価格はどこでも50コルナ=約250円であった。

店で飲むジョッキよりもペットボトルの水のほうが高いんかい!と思うが、どこに行ってもカルテルのように同じ価格。

どこかが値下げに踏み切らないところを見ると、カルテルなのか、ゲーム理論を踏襲して皆が連帯しているのかわからないが、水を買ったら負けた気になるのものの、いかんせんそれなりに暑いので、ところどころで折れて水を買う。

唯一、ダンピングをしていたのは地下鉄駅にあるスーパーで、真上の地上の売店では50コルナで売っているのに、下のスーパーでは5コルナ=約25円で水を販売していた。

 

ヨーロッパ全域がそうだったかどうかは忘れたが中欧の公共都市交通は利用者にとっては便利である。

こちらの乗車方法は、日本のような改札式ではなく、事前に停留所の販売機などでチケットを買っておいて、乗った際にそのチケットを打刻機に入れて打刻し、制限時間内は有効になるというもの。

行く場所ではなく時間で測定する方式というのが大らかだし、改札や運賃箱ではなく、無銭乗車の検査を抜き打ちで行うことで無銭乗車を防ぐというシステムも日本人の僕からすれば毎度ながら独特に映る。

検札で見つかればかなりの罰金だそうだが、旅行中は検札はなかった。

いちいち切符を買うのが面倒なので2日券とか3日券とか買ってしまえば、地下鉄もトラムもバスも何も考えずに全部乗り放題でこれは本当に便利である。

利用者にとっては便利なのだが、全員をきちんと検査する日本式のほうがとりっぱぐれがないし、距離で決める料金のシステムもフェアだとは思うし合理的だと思うのだが、ヨーロッパでは利用者に便利なこのやり方でいいやということなのだろう。


ウィーン

20年前と10年前に訪問したことがあり、3度も訪問した都市は今のところヨーロッパではここだけとなる。

ウィーンという街のまことにユニークで不思議なところは、人口わずか869万人のオーストリアという小国の首都に、西ヨーロッパの大国の首都に一歩も引けをとらないすさまじい文化財が集積し、むしろそれらの都市を上回らんとするばかりの文化の香りが溢れかえっているところである。

 

もちろん、世界の人口が今ほど多くない時代に5000万人を超える人口と現在のオーストリアの8倍を超える版図を誇ったオーストリア帝国神聖ローマ帝国の首都であり、また、ハプスブルグ王朝の存在なしにはウィーンという都市への集積はなかったのだが、ハプスブルク家の富に驚嘆し、リングシュトラーセの周辺に広がる建築の荘厳・華麗さに圧倒され、街に花咲くカフェ文化に酔いしれ、モーツァルトベートーヴェンシューベルトハイドンヨハン・シュトラウス父子、マーラーといった大作曲家が活躍した音楽の街であることをオペラ座に入って肌で感じ、シェーンブルン宮殿の壮大な庭を見て、北西部に広がるウィーンの森の美しい稜線に目をやり、とにかく旅人を優雅な気持ちにさせてくれる街である。

まさしく、ヨハン・シュトラウス2世の「青く美しきドナウ」やヨハン・シュトラウス1世の「ラデツキー行進曲」が良く似合うワルツの街である。

それでいて、そんなに大きな都市ではないため、主要部を徒歩でサクッと歩けてしまうコンパクトさも魅力である。

 

ところで、シュテファン教会の前やホーフブルク=王宮の前にはバロックではない妙にのっぺりとした建物があったり、やたらと近代的に感じる場違いな建物があったりして、一見すると全てが調和に満ちたプラハと違って残念と思えなくもないのだが、実は装飾を断罪したアドルフ・ロースの影響だったり、19世紀末アールヌーボー建築だったり、20世紀初頭に建てられた近代建築の影響でそうなっているのであり、それもまた歴史の1ぺ―ジだったりして、実に奥が深いのである。

 

あと、48時間で79ユーロと料金はかなり高額だったが、ウィーンにはウィーンパス(ヴィエナパス)というパスがあって、これがあれば豪快なまでに市内のかなりの場所にそのまま入れるようになる。

珠玉の文化財はもとより、プラター遊園地の観覧車にも、マダムタッソーにも、シェーンブルンの動物園も植物園にも入れ、シェーンブルン宮殿は全体を見られるグランドツアーが適用され、タイムトラベルシアターも利用が可能だからすごい。

これと公共交通パスを併せれば乗り物も観光地もパスできるテーマパーク状態になるわけで、これがとても楽しくて気分が良い。

日本の京都や東京でもこのシステムを採用すれば料金払ってまで入るか悩むような場所へも気楽に入れて資源を有効に活用できると思うわけで、採用したらいいのにと思うけど日本ではこの種の話はまずまとまらないでしょうな。

京都の地味な寺とか美術館とかガンガン入れたら文化財も生かされるのにと日本にパスがないことを残念に思う。


ちなみに、西欧や中国の観光地の一ヵ所ごとの入場料金は取れるだけ取るという発想なのか、日本とは比べ物にならないぐらい高いので、それぞれに対して払っていたらものすごく負担感がある。

先に述べたデービッド・アトキンソン氏も著書で、日本の観光地の入場フィーは安すぎるので戦略としてもっとガッツリ値上げして、その分の付加価値を上げるべきというようなことを述べているが、世界の観光地はそういう潮流にあるのだと思う。

東京だと根津美術館あたりは高価格・高付加価値の例に入るかもしれない。

その負担感を1回で終わらせるためにもウィーンではウィーンパスはオススメである。

ちなみに、プラハでもプラハパスやプラハカードというのがあるようだが、厳選した見どころだけにしないと先に述べた「ABC観光」になると思ったので、僕は使っていない。

ポーランドに関してはパスはないが、入場料金も高くなければ、そもそも見どころも少ないのでストレスは少なかった。


っていうか、ウィーンって英語でヴィエナもしくはビエナというんすね。

3度目の訪問にして初めて知りましたよ。


ウィーンは物価が高いこともあり、また、ホテルの前にあったので、スーパーを何度か利用したのだが、日本以外の国ではありがちではあるが、レジでふんぞり返ったおばさんが人が購入した商品を放り投げるように扱う。

チップ大嫌い人間でありながら、こういう光景を見るにつけ、「やっぱ、チップをもらわないところではこうなるのかな~」と思うとともに「日本人の真面目さ、所作の美しさというのは世界に冠たるものがあるよなあ~」と海外に出るたびに抱く感想をまたもや抱く。

逆に、日本国内の場合は過剰で、本来は売り手と買い手はある程度対等な面もあると思っているので、それもちょっと嫌だったりするのだけど。


クラクフ

今回はポーランドのみ初めての訪問となった。

クラクフポーランドの古都で、日本で言ったら京都みたいな街である。

1038年から1611年にかけて、ポーランド王国などの首都であり続けた。

途中でモンゴル軍の襲撃を受けて破壊されたこともあったが、長い間にわたって首都だった街である。

規模は小さいものの街の保存具合だけでいえばプラハ以上かもしれない。

それぐらい美しい中世の街がそのまま保存されている。

気候もこの上なく爽やかだったので散歩するだけでとても幸せな気持ちになれた。


実はポーランドには期待していなかったのだが、クラクフワルシャワも期待をはるかに上回る訪問地だった。

まず、物価が安いので気軽にレストランに入って頼みたいものを頼める。

有色人種も皆無に近く、特に中国人や韓国人が視界に入らないのもありがたい。

銀座にいるぶんには気にならないけど、ヨーロッパに来てまで中国人の大きい声を聞きたくない。

ウィーンからポーランド入りしたためか、ウィーンと比べたら観るべき観光資源が少ないのが難点だが、実はこれも長所。

ウィーンなんて観るべき文化財の質と量に圧倒されて目が回りそうになるが、クラクフワルシャワも全くそんなことがないから存分に街歩きを楽しめる。

そして、世知辛い西欧と違って人がとってもやさしい。

ちょっと立ち止まっただけで人が「どうしたの?」って声をかけてくるから立ち止まり辛いぐらいである。

何故にアジア人が全然旅行していないのかさっぱりわからんほどオススメです。

 

物価に関してだが、こと食料品の価格やサービスの価格に関しては物価と一人当たりGDPはほぼ正比例しているように感じる。

これはこれまで旅をした大抵の国でもそのように感じるわけで、その代わりに工業製品の価格はGDPの多寡に関係なく絶対的な価格が近いことが多い。

そういう意味で、特にモノを買うわけではなく、サービスばかりを享受する旅人としてはポーランドは財布にやさしい国である。


概ね2016年のデータだが、今回訪れた国と都市の人口と、今回訪れた国と日本の一人当たりGDPは以下の通りである。

チェコ1,055万人   プラハ126万人  一人当たりGDP18,300ドル

オーストリア869万人 ウィーン187万人 一人当たりGDP44,500ドル

ポーランド3,797万人 クラクフ75万人 ワルシャワ173万人 一人当たりGDP12,300ドル

日本 一人当たりGDP38,917ドル


陸でつながっていて、シェンゲン条約内で移動の自由が確保されている国境で、今回は違うが、多くは通貨まで同じで、ここまで所得に差があればそりゃ言葉さえ通じれば出稼ぎに出る人もいるわなと思う。

海で隔てられ、言葉も全く違い、旅行と勉学以外の事由での入国が極めて難しい日本でもあれだけ外国人労働者・留学生を見かけるのだから、ヨーロッパの富裕国にいろんな人種が溢れかえるのは物の道理というものである。

先にも述べたが、ポーランドにはこれまたお見事なほど白人しかいなかった。

アジア圏からの旅行者がほとんどおらず、旅行者の多くはEU内からだと思われることと、ポーランドからイギリスに大挙して出稼ぎに行きこそすれ、誰もポーランドに出稼ぎに行かないからそうなるのだろうと思った。

ちなみにそのためか、ポーランドイスラム過激派によるテロも今のところは皆無なようである。


クラクフのほど近くにアウシュビッツ収容所跡があるのだが、行ってしまうと半日以上の時間を要するため、今回はクラクフのすばらしい街歩きを優先して割愛した。

ワルシャワ

1611年にクラクフより遷都してからのポーランドの首都であり、ポーランド語ではWarszawa(ワルシャワ)、英語ではWarsaw(ワルソー)と言うようである。

ポーランドの歴史は苦難の歴史の連続であり、ことワルシャワナチスによって徹底的に破壊され、それを情念といっても良い努力で旧市街と新市街を戦前の街そのままに復元したことで有名だが、この復元された街はやはりクラクフと同じく非の打ち所がないほど美しい。

しかも、もっとこじんまりとしたエリアのみ復元したのかと思いきや、そのエリアは結構広い。

ひび割れに至るまでそのまま復元したというが、塗装などをよく見ると古く見えるように工夫して塗装してあるようにも見えるけど、復元してからもう数十年経つので、単なる経年変化かもしれない。

とにもかくにも、同じように美しい街並みでも、クラクフワルシャワはその経緯があまりにも違うということを頭に入れて歩かないと全く同じふうにすら思ってしまうほどである。


そして、この復元されたエリア以外の首都であり、大都市であるワルシャワはまた違った顔を持つ。

近代的な建物、巨大な建物、モニュメント性のある建物、旧共産圏であったことを思わせるような画一的なマンション群など、色々な建物があり、観光都市ではない生きたワルシャワの姿も楽しめる。

建物の中では、中央駅のほど近くにそびえ立つ文化科学宮殿=旧ヨシフ・スターリン記念文化科学宮殿の存在感は半端ない。


機内

ワルシャワ12時45分発→パリ15時10分着、パリ17時20分発→羽田12時15分着。

帰りはエールフランスだったのだが、搭乗前日にスマホで席指定しようとしたら残っていたのが、ワルシャワからパリはDEFのE縦2列、パリから東京も指定できた席が真ん中のDEFGのEFのみ。

帰りの飛行機は全員がガン寝する時間帯があるのでこの時間帯は簡単に隣の人を起こせないわけで、ざけんな~と絶望的な気分になる。

このあたりの小心ぶりが日本人ですね。

冷えたり酒を飲んだりカフェインを摂取したりすると極端に尿意を覚えやすい体質なので、コーヒーもビールも飲まず、身体を常に温め、尿意を最小限に抑えて乗りきりましたよ。

アペリティフだのシャンパンだのワインだの色々揃ってますよとエールフランスは自慢げだったが、この席のせいで意味ね~から!

しかも、周囲も何故か縦方向に話をしている人がやたらと多かったのだが、どういう座席配置してんだと思う。

救いは隣が太った欧米男とかでなく、日本人女性だったことと、何故か無料でシートプラス席に配置されて足元が広々としていたことだった。

これに関してはラッキーだが、だからこそ、尿意を気にせず乗りたかった。

帰りが羽田だったことも救いで、昼に戻ってきてすぐに家に帰れてゆっくり体を休めて翌日に出勤できた。

まあ、その後数日間にわたって時差ボケに苦しむのだが。


雑感

旅程と費用

今回は、2017年7月8日に出発し、8泊10日して17日に帰国。

費用は2人で55万円程度。

夏の旅行は毎年60万円程度が目安になっているので、例年より若干安く済んだ。 

 

気候など

どこも冷房が必要ないほど夏は過ごしやすいはずなのだが、今年はヨーロッパに熱波が押し寄せていて、ウィーンでも30度を超すような気候だったようだが、僕が訪ねた時はそんなに暑くなかったので助かった。

それにしてもどこもそうだったが、天気が変わりやすいのには驚いた。

その前にホテルに戻っていたが、ウィーンでは集中豪雨が降った時間帯もあった。

ポーランドの気候は夏でも冷涼といって良いぐらいで、本当に過ごしやすかったのだが、早朝に着いた雨のクラクフは2年前のサンクトペテルブルクを思い起こさせるほど寒く、陽が射すまではダウンジャケットを着て歩いた。


食に関して思ったこと

プラハに関して。

総合すると、ビール・肉・白パン・シチューのようなソース・ベリーのソース・濃厚というイメージでした。

あとは、僕の写真を見てもらえばわかるのだけど、トゥルデルニークという小麦粉の生地を巻いたものに砂糖やシナモンで味つけしたものに生クリームやアイスを大量にトッピングしたものが街のいたるところで売られており、食べるのは胸やけ覚悟です。

 

ウィーンに関して。

かつての他民族国家の首都であり、同じドイツ語圏のドイツより食文化のバリエーションがあるイメージなのだが、有名なのはウィーナーシュニッツェルという仔牛のカツレツ。

でも、どう見てもトンカツや牛カツのほうが美味そうだよな~と思って、スーパーのカツレツは食べたものの、脂っこい食事に胃が疲れていたこともあって、レストランできちんとカツレツを食べないままになってしまい、反省。

ターフェルシュピッツという茹で牛肉も、茹でて旨味の抜けた牛肉にあまりいいイメージが沸かず食べずじまいで反省。

ザッハトルテやケーキ類は複数食べて美味しかったのだが、年のせいか、朝食ビュッフェで食べ過ぎなのか、連続で洋食をガツガツ食べられなくなっていることに反省。

 

ポーランドに関して。

ミルクバーという庶民向けのカフェテリアレストランがあり、ここで好きなものをオーダーできるのだが、これがどれも安くて美味。

ポーランドはロシアと同じで滋味溢れるやさしい味の料理が多かった。

これもロシアと同じく餃子なども良く食べられるようで、東方の影響があるのだと思う。

 

その

第一次世界大戦オーストリア皇太子が暗殺されたサラエボ事件をきっかけに始まり、第二次世界大戦ナチスドイツのポーランド侵攻をきっかけに始まったことを思うと世界の歴史に大きな影響を与えた場所を旅したのだなという気になった。

 

【追記】

東京でも「ぐるっとパス」という結構多くの美術館・博物館を定額で回れるチケットが発行されたようです。