- 相手をKOするつもりで力んで打ったり、最初からスタミナ配分を気にせず全力で立ち向かわない。
「判定狙いでいいや」という気持ちで試合をしたほうが力まず冷静になり、良い結果に結びつく。
- 要は相手の顔を的と考えて、的に向かって自分のパンチやキックを正確に当てれば良いのである。
コンビネーションは大切だが、相手がガードを固めている上にコンビネーションを出してもしょうがない。
要は、右手も左手も別の生き物であるかのように別々の意思を持って動かすようにする。
また、ガードの上から、ワンツーを連打してもしょうがない。
右側のガードが下がればジャブを、左側のガードが下がればストレートを自在に放てるようにならなければならない。 - すべての技を全力で出しても意味がない。
フェイントを織り交ぜ、当てるつもりで出すパンチだけ本気で出せば良い。 - バレーボールに「クイック攻撃」というのがあるが、キックボクシングも同じで、ワンテンポ速めて打つか遅く打つかすれば、面白いようにパンチやキックが当たる。
これは私個人が思う最大のコツである。 - 相手の左手(サウスポーの場合は相手の右手)が、こちらから見て相手の左目より右寄りに構えている場合にはジャブ、こちらから見て相手の左目より中央寄りに構えている場合には右ストレートをファーストパンチにして突破口を開きたい。
- 前蹴りは右でも左でも両方出せると非常に便利になる。