GOODDAYS

社会全般について思ったことをここでつぶやいてます

実は香港人と台湾人こそが上客中の上客

目に見えて年々増える外国人訪日客だが今年は1341.4万人もいたらしい。
マスコミの報道によると伸び率が83.3%もあることから中国人の訪日にばかりスポットがあたりがちである。
しかし、老若男女問わず、その国の国民全員が訪日すると考えて何年に1回訪日しているかを計算すると以下のようになる。

なお、以下の分子が訪日客数、分母がその国のわかる範囲で人口である。

香港92.5/719万人 →7.8年に1回全員が訪日
台湾282.9/2343万人 →8.3年に1回全員が訪日
韓国275.5/5022万人 →18.2年に1回全員が訪日
中国240.9/137500万人 →570.8年に1回全員が訪日

マスコミはいかにも中国人が日本に大挙しているというふうに報道をしたがるが、なんと香港人は中国人の69倍も頻繁に日本に来ている計算になるである。
中国人に関してはビザ発給要件が厳しいというのはあるが、よほどの物好きしか日本に来ていないということがありありとわかる。

以前にも書いたが、何せ、中国人は香港へ4075万人、マカオへは1863万人も訪問しており、訪日の241万人数とはケタが違うのである。
それなのに「爆買いする中国人」「殺到する中国人」という構図が絵になるからと中国人ばかりにフィーチャーしたがるのはいかがなものだろうか。

とはいえ、いくらなんでもこれ以上台湾・香港・韓国からの来日数を増やそうとしても厳しいというか、むしろ来てもらいすぎて申し訳ないぐらいだから、誘致は中国と東南アジア中心に進めなければならないのは言うまでもない。
ちなみに、来日旅行者の国別の支出額は、香港14.8万円・台湾12.5万円・韓国7.6万円に対して中国人は23.2万円らしいから、人数×額だと中国が訪日旅行者全体の1/4を占めるようである。

というわけで、表面的なマスコミの報道に踊らされないようにして自分が中国人と思っている人の半分以上は台湾人か香港人と思うようにして銀座を散歩しようと思う。
銀座で爆買いをしているのはそれこそ中国人じゃないの?とツッコミも入りそうだが。

なお、日本から海外に旅行に行った数は1690.3万人で、訪日客よりもまだ多い(消費総額は昨年あたりに逆転した)。
旅行業は21世紀最大の産業になると言われているが、日本のGDP530兆円程度に対して、日本国内での旅行消費額は観光庁のリリースによると22.5兆円程度の規模だが、波及効果を合わせると44.6兆円になるという。
そのなかで、外国人の消費はやっと2兆円に届いたばかりにすぎないのだが、のびしろがあるとはいえ少し騒ぎ過ぎだろうと思ってしまう(前にも同じようなことを書いたが)。

【注釈】
僕は、中国人(中国本土人)と香港とマカオをそれぞれ別の国と考えるようにしているので、僕が言う中国人には香港人やマカオ人は含まれず、個人的には台湾はれっきとした国と認めております(日本は韓国とは戦争をしていなければ、中華人民共和国=中国政府に敗戦したわけではなく、中華民国=台湾政府に敗戦しているだとか話だしたらキリがないけど)。