- 原宿・表参道 ★★★★★
- 青山 ★★★★☆
- 六本木 ★★★★★
- 代官山 ★★★☆☆
- 下北沢 ★★★★☆
- 自由が丘 ★★★☆☆
- 吉祥寺 ★★☆☆☆
- 恵比寿 ★☆☆☆☆
- 日本橋 ★★★★☆
- 麻布十番 ★☆☆☆☆
- 白金 ★☆☆☆☆
- 西麻布 ★☆☆☆☆
- 広尾 ★☆☆☆☆
- 三宿 ☆☆☆☆☆
- 三軒茶屋 ★★☆☆☆
- 二子玉川 ★★☆☆☆
- 中目黒 ★☆☆☆☆
【注釈】
たびたび更新してますが、最後は2019年1月に更新。
原宿・表参道 ★★★★★
原宿・表参道界隈はなんだかんだと言って、最も東京らしい感じのするエリアだと思う。
私にとっては銀座・丸の内界隈と並んで、代表的な5つ星エリアである。
私が街散策をするのは銀座界隈か青山・表参道界隈であることが多い。
人が多いというのがこのエリアの弱点だが、それを抜きにしてもすばらしいエリアである。
原宿駅付近の店舗には結構早く閉まる店が多いので注意が必要である。
原宿駅から表参道を歩くと明治通りと交わるラフォーレ原宿のある交差点に出るが、この神宮前交差点が原宿のヘソである。
なお、原宿駅竹下口のまん前にある通りが修学旅行生や多くの若者や外国人観光客がいることで有名すぎる竹下通りである。
この通りは平日でも常に人が多いが、休日には寄りつきたくなくなるほどに人が多く、このエリアの中では個人的には最も近寄りたくないエリアである。
もちろん観光する方は行くべきである。
そして、神宮橋交差点の横に通るJR山手線の上を通る橋である右側の神宮橋を渡ると明治神宮、左側の五輪橋を渡ると代々木公園方面へ行ける。
表参道は銀座の中央通りと並んで、東京屈指の洗練された大通りである。
余談だが、神宮橋の歩道橋から眺める表参道の眺めは東京に上京したばかりの頃の私にとっては非常に印象的で私の中の原風景となっている眺めであったが、歩道橋は撤去されて横断歩道に変わった。
表参道の途中に南北に延びるキャットストリートという元暗渠の遊歩道があるが、表参道北側のキャットストリートと明治通りに挟まれた一帯は裏原宿もしくは裏原といって最先端のショップが点在しているエリアなので興味がある人は要チェックである。
表参道南側のキャットストリートにも最先端の店が多数出店されている。
このエリアにはオシャレなカフェが多数存在する。
そのまま、表参道を歩いて青山に近づいて通りに入っても、オシャレなカフェは多々ある。
ベタなパターンだが、表参道のアニヴェルセル・カフェあたりから行きかう街の人々を見ながら休むのもオツかもしれない。
表参道
上:ラフォーレ原宿
下:アニヴェルセルカフェ
左下:昔の竹下通りの入口
右下:早朝の原宿駅前
上:早朝の表参道
下:神宮前交差点付近
「裏原」の一部であるキャットストリート
青山 ★★★★☆
青山はとてもオシャレで雰囲気もいいのだが、初めて来る人にはどこがエリアなのかをつかみどころがない街でもある。
街のヘソは表参道交差点であるが、青山通り・骨董通り・根津美術館のある通り・表参道の延長上にある通りで囲まれた四角形のエリアあたりをプラプラと歩けば大体の感じはつかめると思う。
外苑前周辺も青山エリアと考えても良いが、栄枯盛衰が激しい東京にあってこのエリアはだんだんと寂れていっている。
表参道もそうだが、青山エリアへはブランドが多数進出している。
トーヨーキッチンやミーレやサンワカンパニーなどリビング周りのすぐれたショールームも多い。
根津美術館は都心にあるとは思えない静寂さと静謐さを兼ね備えた庭園・美術館である。
根津美術館の庭園はそれだけで個人的には5つ星である。
青山にはブランド店がひしめいている
上:今は無きLa Place
左下:今は無き国連大学
右下:今は無きベルコモンズ
上:青山通り
下:外苑前交差点
六本木 ★★★★★
六本木は、ナイトライフで有名な六本木と六本木ヒルズや東京ミッドタウンがあるが、ここでは前者を紹介する。
六本木ヒルズや東京ミッドタウン以外の六本木を楽しむのであれば、当然、夕方以降に来るべきである。
でないと、おもしろくない。
夜の六本木には「ここはどこの国だ?」と思うような人種構成と雰囲気がある。
しかし、六本木で遊ぶっていっても、いきなりでは結構難しい部分もあると思う。
なので、まず、街をブラブラ歩くと、「外人が多いな」とか、「賑やかだな」とか「日本じゃないみたい」という感想を抱くと思うが、別にそれ以上遊んでみたいと思わなければ、そのまま、六本木を後にすれば良いと思う。
もし、「いや、おもしろそうだからひと遊びして行こう」と思った場合にのみ、遊んでいけばいいのではないかと思う。
何もせずとも街のにぎやかな雰囲気を楽しむだけでも十分に楽しいし、それだけでも十分なのだ。
夜遊びといってもいろいろあると思うが、夜遅くなるのを気にしないのであればクラブ遊びが考えられる。
昔はこの欄にオススメのクラブを列挙していたのだが、私が歳をとったことと、入れ替わりが激しく正直もうわからなくなったので記述を消した。
夜遊びといえば六本木というイメージが強かったが、このところは健全化した新宿・歌舞伎町の勢いがすごいなあと感じている。
上:外苑東通り
下:アマンド
上:ガスパニック&ドン・キホーテ
下:ハードロックカフェ&天下一品
上:六本木交差点
下:芋洗坂
上:ミッドタウン前からの外苑東通り
下:六本木交差点からの外苑東通り
代官山 ★★★☆☆
ハイセンスの代名詞のような街で有名な代官山。
とはいえ、栄枯盛衰の激しい東京にあってこのところは活気が薄れている気がする。
特にキャッスルストリート周辺の活気がなくなったが、ログロード代官山など、かつての東横線跡地の開発が進んで渋谷と線で結ばれるようになれば新しい文化を生む街として一変していく可能性はあると思う。
話は戻るが、代官山は、旧山手通り沿いにある代官山ヒルサイドテラスおよび代官山T-SITEと、八幡通りおよびキャッスルストリート沿いにある代官山アドレスを中心にセンスの良いショップやオープンカフェが点在している。
代官山ヒルサイドテラスと代官山T-SITEと代官山アドレスは当然おさえつつ、この3本のストリートとその周辺の路地裏を適当に散歩してみるとおもしろい。
特に代官山T-SITEの東側の路地は今の代官山で最も熱いエリアかもしれない。
なお、代官山駅から渋谷駅へ電車で戻るもの良いが、もし、歩いても良い気分だったら旧山手通りは大使館なども多く大変美しい通りなので、西郷山公園方面へ歩くのがオススメである。
天気の良い日に富士山が見える西郷山公園へ立ち寄ったら、代官山駅に戻っても良いし、そのまままっすぐ行って神泉駅まで歩くか、道玄坂を下って渋谷駅まで歩いても良いかもしれない。
上:代官山アドレス
下:キャッスルストリート
上:八幡通り付近
下:旧山手通り
上:代官山交番前交差点
下:代官山交番前の坂
下北沢 ★★★★☆
渋谷駅から京王井の頭線に乗って4駅目の街、下北沢はおもしろい街だ。
個性的なお店がたくさんあって見て回るだけで楽しい。
買い物が好きではない私が見て楽しめるぐらいなので、あれこれいわずに駅の回りをくまなく歩いてみることをオススメする。
なお、この街は私が昔から住んでみたいと思いながら、その思いがかなわないまま現在にいたってしまった街でもある。
ただ、残念なのは人が多すぎるように思うのと、開発のメリットもあるとはいえ、風情のあった駅前食品市場が大幅に小さくなってしまったことだ。
右下:下北沢の駅前食品市場が健在だった頃
自由が丘 ★★★☆☆
自由が丘はごちゃごちゃしていながらも、オシャレでハイソなタウンで、女性には楽しめると思う。
この街もくまなく散策したい。
ゴンドラで有名なラ・ヴィータは別に大したことはないのだが、なかなか見つからないので探してみるとおもしろいかも…。
ラ・ヴィータ
上:グリーンストリート
上:駅前広場
下:ヒルサイドストリートのガード
上:カトレア通り
下:学園ストリート
吉祥寺 ★★☆☆☆
吉祥寺はオシャレで環境の良い街代表のような街である。
駅の南側に井の頭恩賜公園・井の頭自然文化園が至近にあるからとにかく緑が多くて環境が良い。
駅と井の頭公園の間にも飲み屋街や公園に向かうエリアに風情のあるゾーンもあるが、主な繁華街は駅の北側にある。
ハーモニカ横丁や、東はサンロード・西は東急デパートに挟まれたエリアを散策したら、さまざまな表情を持ったこの街を存分に楽しむことができると思う。
でも、昔は多種多様な店がもっと多かった気がするが、おそらく街の繁栄に伴って地代が上がって、チェーン系の店が増えているように思う。
それだけに休日の人出の多さはすごいものがある。
また、緑の少ない東京在住の人にとっては憧れの街ということになっているが、地方都市在住の人からすれば単なる繁華街としか映らないかもしれない…。
私が吉祥寺にそれほど憧れを抱かないのは私が田舎者だからなのかもしれない。
上:井の頭公園に近い吉祥寺通り
上:井の頭公園前の「いせや」
左下:井の頭公園と丸井の間の通り 右下:昔のユザワヤ前
上:吉祥寺ロフト
左下:東急前 右下:駅前からサンロード
恵比寿 ★☆☆☆☆
「恵比寿、恵比寿」という割にランドマーク的な物は恵比寿ガーデンプレイス以外には何もない。
山手線の内側には、恵比寿横丁というおもしろい横丁があるが、それ以外にはちょっと歩いたところにプライムスクエアという何もない複合施設がある程度で、ほとんど見どころはない。
山手線の外側には駒沢通りがあって、この通り沿いに代官山の方までオシャレな商店街が広がっている。
また、その他の場所にもオシャレなショップや昔ながらの商店街がチラホラと点在するが目的の店がある人以外にとってはわざわざ見るほどのエリアはない。
でも、多くの人が住みたい街として挙げる街にはなっている。
人が多くて過剰に賑わっている街と心地良い街というのは相反する部分があり、恵比寿はこの後者にぴったり当てはまる街だからだと思う。
オイラの大学は渋谷と恵比寿の中間にあるのだが、オイラは恵比寿駅を利用していたし、当時の彼女の実家も恵比寿にあったので、オイラにとっては青春時代を過ごした貴重な街なのでもあります。
【恵比寿ガーデンプレイスについては別章に記載】
上:恵比寿駅ビルはアトレになっている
下:駒沢通り
上:プライムスクエア
下:恵比寿駅東口からの光景
日本橋 ★★★★☆
日本橋は、ブリュッセルの小便小僧や、高知のはりまや橋や、札幌の時計台のような名前だけで実際は大したことないものを見るのが大好きだという人のみがわざわざ見に行けば良い。
なお、道路元標は車道のど真ん中にあるが、複製は歩道にある。
この一帯には昭和初期に完成したという日本橋三越本店があるが、旧館はさすがに古臭いけど、豪華絢爛さや歴史的価値は一見するに値する。
日本橋高島屋4階には「特別食堂」なる変わった名前の高級食堂がある。
6階には「お好み食堂」があり、なお、日本橋三越にも「特別食堂」がある。
また、2018年に日本橋高島屋の新館がオープンした。
近年の日本橋エリアにはコレド室町シリーズやYUITOといった商業施設が続々とでき、他にも次々と開発が進んで一気に界隈の華やかさが急激に増した。
そして、三菱地所が常盤橋地区に高さ日本一の390メートルのタワーを中心としたとんでもない規模の開発を行っており、ここは2027年に竣工する予定となっている。
また、京橋エリアの開発も進んでいるが、それにともなって銀座エリアとの回遊性も生まれ、このエリアはさらに活気が出そうな気がする。
高速道路の地下化には個人的には賛同しかねるが、もし、それが実現したらさらに大開発が進むのだろうと思う。
他、このエリアには日本銀行があるが、見事な建物である。
上:日本橋
下:日本国道路元標だが、これは現物で道路の中央にあり撮影するのが大変だった
麻布十番 ★☆☆☆☆
車でしか来ることができないことが個性を生み出していたエリアだが、地下鉄南北線・都営大江戸線の開業および近隣に六本木ヒルズができたために大衆にも行きやすいエリアとなった。
とはいえ、昔ながらの商店街と、オシャレなお店がほどよく溶け合っている。
まあ、よそから観光に行くような街というわけではないのだけど…。
十番商店街
白金 ★☆☆☆☆
シロガネーゼで一躍有名になったこのセレブなエリアも南北線延伸にともなう白金台駅の開業によってここも大衆化したかもしれないが、かなりハイセンスな街並みが広がっている。
とはいえ、白金台駅を下りてすぐのところにあるプラチナ通りをぶらつく程度しか私のような無粋者にはすることがありません。
中心部はザ・テンダーハウスやレストランのブルーポイントやステラートがある場所あたりだろうか…。
また、私は白金の街にはそれほど用がなくても、自然教育園や庭園美術館に行くのが好きで、それで来る界隈でもあります。
恵比寿の項でも述べたが、当時の彼女の実家が白金寄りの恵比寿にあったので、オイラにとっては青春時代を過ごした貴重な街なのでもあります。
プラチナ通り
西麻布 ★☆☆☆☆
これらは夜遊び好き・業界人・お金持ちが遊ぶタウン。
ただし、初めての人が遊ぶにはつかみどころがなさすぎる街ばかりである。
お店も目立たないところにひっそりと存在している場合が多く、かなりわかりづらいので行かないほうが無難。
行っても、「ここがなんで有名なナイトスポットなのだ」と思うのが関の山ともいえる。
ただ、わかりづらいからこそわかっている人がそこで遊んでいるともいえるのである…。
もちろん私はその中に入れない。
せいぜい、オンボロなかおたんラーメンに入る程度。
なお、エリアの中で栄えている場所も年々変わっていくのがこのエリアの特徴で、昔は青山墓地近くのモンスーンカフェに度々行っていたが、今、このエリアは寂れに寂れた。
六本木ヒルズから西麻布交差点の間の六本木通りの北側の路地裏や広尾寄りの外苑西通りの周辺にはナイトスポットが点在する。
六本木ヒルズに足を延ばした人がこちらのエリアまで足を延ばすことはあまりないと思うが、逆にそのあたりが真の都会人にとって魅力的なエリアであり続ける理由でもある。
私が語るのではなく、雑誌の「東京カレンダー」あたりに語らせておけば良い街だと思う。
上・左下:西麻布交差点
右下:六本木通り
左上:外苑西通り沿いの建物
右上・左下:西麻布一丁目の路地裏
広尾 ★☆☆☆☆
広尾橋交差点を中心とするエリアで、外苑西通り、広尾プラザ、広尾橋から西側に延びる商店街、有栖川宮記念公園周辺の商店街あたりをさす。
特に何があるといった感じはないが、確かにハイソでオシャレな雰囲気がただよう。
近くにドイツ大使館やフランス大使館などがある影響なんかもあるのか、お金を持っていそうな白人比率がかなり高い。
上:商店街
下:カフェデプレ
三宿 ☆☆☆☆☆
全体的に西麻布と同様だが、ここはもっと交通の便が悪く車で行く人か地元の人向けなのがウリ。
しかもさらにわかりにくいからやっかいである。
池尻大橋と三軒茶屋の間の玉川通りに三宿交差点があるのだが、世田谷公園あたりからこの北側の計画道路延伸が頓挫しているエリア一帯を指す。
かつて、どうして「三宿、三宿」と言われていたのかさっぱりわからないエリアだと思う。
【世田谷公園については別章に記載】
三軒茶屋 ★★☆☆☆
ランドマークはキャロットタワーだが、ここから世田谷線が出ている。
駅の周辺および放射状に庶民的な店とオシャレな店が点在している。
エコー仲見世のレトロで庶民的な店の数々は一見に値すると思う。
ぶらぶら散策するだけで十分に楽しめると思う。
茶沢通りを2kmほど北上すると下北沢に至る。
【世田谷線については別章に記載】
上:首都高のたもとにある三軒茶屋の街並み
下:キャロットタワー
二子玉川 ★★☆☆☆
ものすごくハイソな感じのする玉川高島屋の存在が大きい街だが、最近はライズショッピングセンターなどが開業して楽天などのオフィスも増え様相が一変した。
玉川高島屋は顧客一人あたりの消費額が最も多いデパートだとか…。
多摩川河川敷がすぐそこにあるし、等々力渓谷も近いので、田園都市線が混んでさえいなければ環境はバツグンに良いと思う。
東急が渋谷と並んで資本を投入しまくっている街である。
左上:東急大井町線 右上・左下:玉川高島屋 右下:多摩川河川敷
玉川高島屋屋上
中目黒 ★☆☆☆☆
代官山が近いのがウリなのかな?
高架下も開発され、オシャレさ下町的な要素がうまく溶け合っていて住むのにはかなりステキそうな街ではあるが、遠方からわざわざ散策に行くほどでもないと思うのは私が無粋者だからでしょうか…。
とはいえ、小じゃれた感じのお店はホントに多いです。
目黒川沿いの桜は桜の時期には綺麗です。
ものすごく人が多いけど…。
上:山手通り中目黒駅前
下:駅前のガード付近
上:目黒川
左下:目黒銀座 右下:真新しい目黒区役所