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京都

各所の所感を述べる前に…

京都のことは、東京と違って全然詳しくないし地元でもなんでもないから、皆行っているであろうからガイドのようなことを書いても仕方ないので、各箇所の感想や小ネタを中心に手短に述べていこうと思う。

一筆書きで歩いて行けるルート別に述べていきたいが、一筆書きで歩くと言っても僕は「旅=街歩き&見物=買い物に非ず」と考えているところがあるので、「[徒歩]」と下に書いているルートでも人によっては「歩きすぎ…」と思われるかもしれない(ヨーロッパを旅行したときなんて、毎日30,000歩=約20キロぐらいは平気で歩いていましたよ…)。

確かに、「わび(簡素さの中に見出される美)・さび(古くて味わいのある趣)」で塗り固められた奥深い京都というのはすばらしいのだとは思うが、ちっとも粋な人間でないからか、”僕が好きな京都”というのは”思いっきりベタで華やかな京都”である。

また、土地にまつわる小ネタを織り交ぜようとしたら、京都という土地柄のせいか、差別的な内容に関する記述が多くなってしまった。
もし、そのような話題に気を悪くされる方はお読みにならないほうが良いだろう。

ところで、京都を回る上での超基本事項として以下の事項だけは述べておく…。

京都を観光する上で一番使える交通手段は市バスで、バスの中で買える500円の1日乗車券を使えば大抵のところへは問題なく行ける。
また、神社仏閣は比較的早い時刻に閉まるので午前の時間を有効に使った方が良いとも思う。


京都には数え切れないほどの神社仏閣があるが、どこもかしこも拝観料がかかるので、それなりに出て行くお金も多い。
また、色々と回っているうちにすばらしいものを見ていても、よほどすごいものでない限りはその感覚が麻痺してくることも十分に考えられる。
なので、お金を払って拝観する価値が本当にあったと思ったところは施設名のあとに◎印で表記することとした。
そして、散策重視という私の観光スタイルはどこへ行っても変わらないのでその切り口で述べてある。

では、以下に、各所の感想や小ネタを述べることとする。
なお、行っていない箇所も多いので、全く網羅されていないということと、行った場合にはそのつど加筆していくこととする(っていうか、書いていて行っていない箇所の洗い出しができた…)。


洛東

河原町・祗園周辺 河原町→ぐるぐると練り歩き→八坂神社[徒歩] ★★★★☆

僕は四条大橋前と八坂神社前に来たときに最も「ああ京都に来た…」という気持ちになる。
理由はわからないが、そういう気持ちになる。

 


上:鴨川河畔 下:南座

 

祇園の街並み

 

上:舞妓はん 下:夜の祇園

鴨川の西側の四条通周辺は、河原町を中心に以下のようなエリアからなる京都最大の繁華街を形成している。

  • 京都最大の繁華街である四条河原町を中心とする「河原町
  • 四条通から三条通へと多くの飲み屋や茶屋が続く昔の花街「先斗町(ぽんとちょう)」と「木屋町通
  • 新旧さまざまな表情を見せる、普段使い&観光客向けの商店街である「新京極(京都で”極”がつく所はあまり良くない所だとも聞くが…)」

鴨川の東側は祗園と呼ばれるエリアで、繁華街ではあるが京都らしく粋な色合いを濃く残しているエリアで、以下のような特色がある。

  • 四条大橋南座から八坂神社までの間の四条通沿いはなんとも京都らしくムーディーな商店街が形成されている。
  • 「一見さんお断り」の伝統を守り、格子戸の奥をうかがい知ることのできない感じのする茶屋街は四条通の北側にある白川沿い周辺で垣間見ることができる。
  • また、四条通南側の建仁寺にほど近い界隈も京風のキレイな街並みが広がっていて私の好きなエリアである。

東山 清水寺産寧坂八坂の塔二年坂高台寺円山公園→八坂神社[徒歩]
★★★★★

清水通バス停あたりでバスを降りて、この順番で散策をすれば、それはそれは極上の散策道となっている。
僕はこの散策道が本当に大好きで京都に来る度に歩いてしまうので、大切な旅程のうち半日をこの界隈で費やしてしまう…(最近は坂の上の清水寺までは行かずに産寧坂あたりからスタートするが…)。

清水寺◎は、「清水の舞台」とそこから京都の街並みを眺望できることで有名なお寺で、観光客が必ず行くエリアだが、聞いたところによると、地元の人はあまり行かないエリアのようである。
清水寺の中には地主(じしゅ)神社という俗っぽい神社があるが、この俗っぽさといい、神仏混合具合といい、なかなかに商魂を感じて私はこういうのも好きである。
なお、清水寺への参道は上り坂で疲れはするが、「京都に来たぞ!」って感じのするムードと八ツ橋のシナモンの香りが漂ってくる。

産寧坂八坂の塔二年坂の間の道のりはこの上なく京都旅情をかきたてる界隈であることは言を待たないエリアである。
新選組に詳しい方ならご存知だと思うが、御陵衛士が屯所を張ったことで有名な高台時の隣には、デカイ観音様が座っている「霊山観音」があるが、これは第二次世界大戦戦没者碑である。

「祗園枝垂れ桜」で有名な円山公園は特に何があると言うわけではないが、何故かいつも旅情を感じさせる公園である。

 

清水寺

 
:清水の舞台 下:産寧坂

 
昼夜の八坂の塔

 
上:高台寺の枝垂れ桜 下:高台寺のライトアップ 

 
八坂神社の枝垂桜

東山・左京 八坂神社→知恩院平安神宮南禅寺哲学の道銀閣寺[徒歩] ★★★★☆

上のエリアと比べると渋いエリアだが、これまた好きなエリアである。
上のルートと連続して歩くことが多いが、いかんせん距離が長いので、僕の場合は、どこかの京風の喫茶店か八坂神社前のスターバックスで中休みをとることが多い。

知恩院知恩院通りを直進して至ることができるが、浄土宗の総本山であるこのお寺は三門も馬鹿デカければ(高さ24メートルで日本一だとか…)中もかなり広く、隣の青蓮院も広いからちょっと疲れる。
青蓮院からは、意外に歴史が浅いながらもこれまた馬鹿デカい平安神宮へ立ち寄ってから南禅寺方面へ足を運んでも良いし、そうでなければ、青蓮院から三条通をつたって南禅寺の方へ歩いても良い。

南禅寺の周辺には何となくやんごとなさそうな邸宅を数多く見かけるが、それらを見ながら歩くのもなかなかオツなものである。
南禅寺臨済宗南禅寺派の総本山であるが、これまたデカい寺院である。
境内にある水路閣はサスペンスに良く出てくる琵琶湖疎水の橋である。
南禅寺からほど近い永観堂は紅葉で有名だが私は紅葉シーズンには行っていない。

そして、永観堂の近くの若王子(にゃくおうじ)神社のあたりから銀閣寺の近くにかけて、西田幾多郎らが散策していたことからそう呼ばれるようになったと言われる哲学の道が始まる。
確かに何てことのない疎水沿いの散歩道にすぎないが、まあ、京都のネームバリューで許す…。
僕は桜の時期に行ったこともあるのだが、この時期はかなり良かった。
途中に散在する京風の喫茶店で歩いた疲れを癒すことができる。

そして、哲学の道の終点付近に銀閣寺(慈照寺)◎が存在していて、「わび・さび」を感じさせてくれる。

 
上:知恩院 下:平安神宮前の琵琶湖疎水 

 

平安神宮


 
平安神宮境内


京都駅周辺
  

京都駅周辺 東寺→西本願寺[バスまたは徒歩]→東本願寺渉成園三十三間堂[徒歩] ★★★☆☆

東寺◎は古塔では日本一といえる57メートルの高さを誇る国宝の五重塔でつとに知られるが、真言密教の根本道場であり、国宝・重要文化財クラスの密教美術の宝庫拝観する価値はかなり高いと思う。

西本願寺浄土真宗本願寺派の総本山だが、2008年までは巨大な御影堂の改修工事を行っている。
新選組の屯所があったことでも有名である。

東本願寺浄土真宗大谷派の総本山で、徳川家康本願寺勢力拡大を恐れ、もう一つの本願寺を作らせたことから今に至っている。
現在の建物はすべて明治時代に再建されたものである。

東本願寺の別邸である渉成園は大したことはないが、通過点として通る場合には見ていくと良いと思われる。

三十三間堂◎は国宝・重要文化財の宝庫である。
千体の千手観音は荘厳無比にして圧巻だが、それ以外にも数多くの国宝の像が存在するので拝観する価値はかなり高い



 
東本願寺

[現地秘話]

京都駅は日本全国のあらゆる駅の中でも最も建物が立派な駅であるが(私見)、その立地に関して現地の人にはビミョーに思えることもあるらしい。
京都駅の南側を始めとする京都駅周辺というのは京都の人間から見るとどうやらあまり良い場所としては映っていないらしいのだ。
平安京存在時において羅生門一帯が荒れ果てた時からの名残でそうなっているのかもしれないとのことらしい。
当たり屋や追いはぎがいて治安が悪いというマイナスイメージが染みついているぐらいだともいう。
また、余談だが、京都においては鴨川などの川沿いに住むこともあまり良く思われていないとも聞いた(話のどのあたりまでが本当かは定かではないが…)。


洛中

二条城周辺 二条城・京都御苑[バス・徒歩] ★★★☆☆

御所の守護と将軍上洛時の宿泊所として徳川家康が建立した。
二条城は◎京都観光の目玉の一つなのでここを回らない手はない。

京都御苑は、あくまで御苑であって、大公園であり普通に入ることができる。
御所に入るには宮内庁への申し込みが必要である。
なお、春と秋に5日間ずつの一般公開がある。

全体的な意見として、洛中・洛北はそれほど見どころに富むわけではないが、そういうエリアだからこそ観光化されていない普段着の京都が見られるような気がする…。 

烏丸・御池 ★☆☆☆☆

ビジネス街・官庁街だから京都ならではのおもしろみにはどうしても欠けますわなあ…。錦市場とかその辺はおもしろみがありますがね…(ただし、錦市場にもだんだんと観光化の影あり)。

上七軒 ★☆☆☆☆

上七軒北野天満宮界隈はずいぶんと練り歩き、古い花街を思わせる街並みや町屋は数多く存在していることがわかったが、ここは京都、古い街並みは他にもたくさんありますがな…。  

西陣 評価不能 

二条城の北側にある西陣界隈は、なんとなくは歩いてはいるのですが意識してきちんとは散策したことがありません。  

壬生 ★☆☆☆☆ 

四条大宮駅から少し歩いた付近に新選組への興味が高い人ばかりが集まる一体があるが、そこには壬生寺と八木邸や前川邸を中心とした新選組ゆかりのエリアがある。

八木邸はお茶菓子がつくが入場料は1,000円します。
壬生寺はインド式の仏舎利が印象的なお寺です。
 
上:八木邸 下:壬生寺


洛西・洛北
 
金閣寺周辺 仁和寺竜安寺金閣寺大徳寺[バス・徒歩] ★★★☆☆(一部評価不能)

足利義満が建立した金閣寺鹿苑寺)は有名すぎるので多くを触れはしないが、金箔を張り替えたのでかなりピカピカになっている…。
きんぴかぴんの金閣寺
 
大徳寺は21の塔頭からなっているが4院ほど一般公開されている。
しかし、大徳寺と言えば、大仙院◎
の尾関和尚であろう。
私は、中学校の修学旅行の時に尾関和尚の説法を聴いて感銘を受けた。
また、大人になって、そのことを和尚に話して握手をしてもらい、サインまでもらってしまった。

大徳寺の北にある今宮神社の「一文字屋和助」(もしくは「かざりや」)の「あぶり餅」は有名であるが、なんともイカす食べ物である。

龍安寺(りょうあんじ)・仁和寺金閣寺の近くにあるのでついでに訪れたい。ただし、金閣寺龍安寺間は歩くには距離があるかもしれない。
 
 
石庭で有名な龍安寺は日本の美を代表する場所だ 

 
仁和寺 
 
嵐山 渡月橋天龍寺→常寂光寺→トロッコ ★★★★☆

渡月橋から天龍寺へ向かう界隈はなんとも「嵐山」って感じ(どんな感じだ…)のムードをかきたてられる。

 
上:桂川 下:天龍寺のほうへ向かう通り

 
渡月橋桂川の流れ
 
天龍寺◎は臨済宗天竜寺派の総本山の格式の高いお寺で、嵐山を借景とした回遊式庭園が見物である。天龍寺の北のほうにはたくさんのお寺が点在している。情緒ある竹林の中を歩きぬけるわけだが、その中の常寂光寺は紅葉が特に美しいことで有名なお寺(オイラはまだ紅葉の時期に行ったことがない)。
また、ここから望む京都市内の景色は空気の澄んだ日であれば絶景である。
また、他にも数多くのお寺が存在するエリアなので、たくさんのすばらしいお寺があるのではあろうが、何せその一つ一つに行ったわけではないので個々のコメントはできない(笑)。

 
上:竹林の中は涼しげだ… 下:苔むした常寂光寺も涼しげだ… 
 
 
上:夏にくるい咲きしていた常寂光寺のもみじ 下:普通の夏のもみじ
 
保津峡を通って亀岡市まで続く嵯峨野トロッコ列車は紅葉の時期は特に最高なのだろうが(人も多いんだろうな~)、別に他の時期に行っても十分に楽しめた。
1時間に1本ぐらいしかなく、料金も往復で1,200円ぐらいするが、乗る価値はある。 
 
太秦 ★★★☆☆ 

僕はテーマパークというのはあまり好きではないが、太秦映画村は楽しめた。
しかも、2時間ぐらいあれば十分だから(入場料は2,200円だが)行ってみるのをおすすめする。

 
太秦映画村


洛南
 
伏見方面 東福寺伏見稲荷大社→(醍醐寺)→萬福寺平等院鳳凰堂[JR奈良線] ★★★☆☆

これらの場所へはすべて京都駅からJR奈良線で行くことができる(奈良観光のついでに行くのが良いと思う…)。
紅葉が美しすぎることで有名な東福寺の舞台の景色は絶景だが、人が多いので朝早くがオススメ。
伏見稲荷大社も外国人に人気が出てしまっているようである。
大改修を終えた平等院鳳凰堂は10円硬貨の景色で有名だが、藤原家の頃から変わらずにあると思うと不思議な気持ちになれる。

 
東福寺
 
 
平等院鳳凰堂


洛北郊外
 
比叡山 ★★★☆☆

比叡山方面へは京阪出町柳駅から叡山電鉄へ乗り換えて、八瀬遊園京福ケーブル→ロープウェーと乗り継いで行く。
余談だが、賀茂川・高野川が合流して鴨川が合流するところに出町柳があるが、ここから大文字(五山の送り火)は絶対に見たらあきまへんで~。
過去、本当に圧死しそうなぐらいに人がいたので…。

また、出町柳の下賀茂神社があるが、なかなか荘厳な神社である。

比叡山は標高848メートルもある山で、山中には天台宗の総本山の延暦寺がある。
鎌倉時代法然親鸞日蓮らが学び、1571年に織田信長に焼き討ちにあったことで有名な寺院である。
山中だからか、霊山だからか張り詰めた荘厳な雰囲気が漂う。
比叡山山頂からの眺めは京都方面・琵琶湖方面ともに絶景である。
なお、比叡山を滋賀方面に下ると琵琶湖の近くにまで行ける。

大原 ★★☆☆☆

大原へは市バスではなく京都バスで行けるが、均一料金でなく、一日乗車券も使えない。
大原といえば、大原三千院が有名だが、とにかく苔が立派である。
その立派さゆえになんとなく君が代が頭をかけめぐってしまう(笑)。

鞍馬 評価不能

鞍馬はまだ行ったことないのでパスする(行かなきゃ!)。
鞍馬は電車(とケーブルカー)で行けるので大原よりは行きやすそうだが、鞍馬寺貴船神社も相当山に登らなきゃいけないって話だからナマケモノのオイラはなんとなく避けてたんだよな~なんて…。


要予約箇所
 
桂離宮修学院離宮京都御所はすべて行きたいのだが、事前に申し込まなければ行けないんだよな~。
昔、自転車旅行をした際に、自転車をこいで遠い桂離宮にまで行ったのだが、入れずにへこんだことがあった…。

 
[番外]丹後

天橋立 ★★★★☆ 

アクセスは悪いけどさすがは天下の天橋立。わざわざ行く価値のある景勝地ですな…。 天橋立
 
伊根の舟屋 ★★★★☆ 

天橋立からさらに丹後半島を北上すると伊根という集落があって、それはそれは情緒のある集落が広がっています。
伊根の舟屋

情景のある景色である