GOODDAYS 東京仙人生活

ひっそりと静かに生きる47歳仙人のつぶやき

政治・国際情勢 雑感

政治の貧困・政策のヤケクソ

それにしても同じ選挙の議席で成り立った麻生内閣のあまりの節操のなさには腹がたってしょうがない。 高速道路料金をこうも荒っぽくいじり、休日に混雑を作っておいてどこが民営化なのか全くわからないし、日本郵政も鳩山邦夫氏や総務省が意思決定を覆すばか…

献金の“下”心

世間は小沢氏のカネの問題の件でいろいろと盛り上がっている。 この問題に対して私がまず思うことは、「下心無しに献金する企業はない」ということだ。 オバマ氏に期待してオバマ氏にカンパするような話とは全然違う。 最大の問題は、政治家がその気になれば…

麻生氏・鳩山邦夫氏に呆れる

私は3年半前の郵政選挙時に、郵貯に関しては漸進的に廃止するという当時の民主党案のほうが秀逸であり、民営化してもそもそも資金運用のノウハウがないので莫大な資金の運用を国債でするハメになるだけではないのか?という疑問を解消できずにいたので、守旧…

あたりまえの議論を疑う

普段あたりまえのように認識されている議論をいくつか疑ってみた。 限界集落をどうにかしてあげないと…というスタンスでクローズアップされた報道を目にすることが多いが、国際的に見ると日本は都市に住む人口が欧米に比べて圧倒的に低く、僻地に人が多すぎ…

中山成彬氏の討ち死で思ったこと

中山成彬氏はどうせ自民党から公認がもらえないということなのか、次の選挙に立候補しないらしいが、敵を取れず下手すると相手を利しただけに、きちんと敵を取った赤穂浪士とは全然違い、どちらかといえば三島由紀夫みたいなものなのだろうけど、日教組と刺…

中山成彬氏と日教組

ブログで顔も素性も明かしているので完全に匿名というわけでもないが、俺は発言の自由すらろくに許されない大臣でも国会議員でも有名人でもないので、思ったことを好きに書く。 前回の衆院選時には住民票を一時的に郷里の宮崎市に置いていて、かつ、選挙前に…

総裁選展望と俺の考え

まさかああも簡単に二代連続で首相が辞職するとは思わなかったが、基本的には現在の日本における二院制では法案がまともに成立しないというシステムの問題が招いた結果のような気がする。 ねじれ国会状態になっている国は他にもあれど、一院と二院の優劣の差…

需給確保においては国外より国内の農家のほうが信頼できない

前から気に食わない議論が自給率を上げろと騒ぐ議論だ。 よほど気に食わないためか、どうやら過去に3回も書いている。 自給率を上げる目的が治水や失業対策と言い切るのであればまだわからなくもない。 食品の安全性確保が目的という場合も多少はわかる。 し…

医療費が行き詰まるのは必至なのだから安楽死を認めるべき

政治は富の分配だ。 年金を受給世代に多く払えば現役世代が苦しむだけの話で、逆もまたしかりだ。 高齢者の医療費をより多く持てば、それだけ別の世代が負担するというだけの話だ。 それでも世代間対立に発展しないのにはある種の美しさを感じる。 論点をず…

福田氏との大連立構想における小沢氏の乱心について思うこと

最近、弱弱しい内面の吐露が続いたので普段のモードに少し戻ります。 まず、福田氏と小沢氏による大連立をめぐる会談からの一連の流れは、結局は、衆議院の小選挙区制と、参議院が力を持ちすぎている二院制制度のあり方という問題に行き着くように思う。 得…

二院制における攻めと守りと議会運営の洗練度

攻め・独断型を細川氏・橋本氏・小泉氏・安倍氏・麻生氏とするならば、守り・調整型の村山氏・小渕氏・森氏・福田氏といえるだろう。 最後が酷かったから功績が雲に隠れてしまったが、教育基本法改正といい、国民投票法成立といい、防衛庁の省昇格といい、少…

エリートが大衆目線になると危うくなる

国民のウケが良かろうと悪かろうと「戦後レジームからの脱却」を進めるという格調高い挑戦は安倍さんの挫折で終了した。 確かに坊ちゃんのもろさは想定外だったが、この路線は長期的に見て日本にとって必要な路線であっただけに返す返すも残念である。 でも…

いきなり安倍首相辞任とは…

ビックリニュースもいいところだが、ごちゃごちゃ真の理由などについて論じてみたところで、何人も揣摩憶測の範囲を抜けないのであろう。 もちろん、私の頭も混乱状態だ。 仕事中に首相辞任の速報を知った時には少し脱力して仕事に支障が出たかもしれない。 …

安倍首相の「総辞職する」覚悟あり発言の件で思ったこと

前回、テロ特措法について長々と書いたが、そう言っている間に安倍首相がずいぶんと思い切った発言をした。 インド洋での海上自衛隊による給油支援活動の延長に失敗した場合、内閣総辞職する意向を示したというような内容の発言である。 首相をやることに疲…

小沢氏の国益よりも政局を優先するやり方には辟易する

最近の小沢氏の変節?迷走?ぶりには驚くばかりである。 NATOに加盟していないのに、防衛リテラシーの無い国民をたくさん抱えているのに、こんな硬性憲法を持っているのに、白人国家でないのに、二大政党の片方の党首がカッコつけて「テロ特措法問題について…

残念ながら小沢氏のマキャベリズムが結実

参院選は、子供の時に友人だった外山氏が当選したのには本当にビックリしたが、全体的な感想としては「そう、なびきますか…」って感じであった。 民主主義はほぼ衆愚政治ともいえるけど、ここまで衆愚が極まると「国民ってのは実は扱いやすいなあ…」と思って…

格差打開の決め手は時給1,000円

土日は毎年同じ男5人のメンバーで恒例の伊豆白浜合宿に行ってくる。 日焼けしないようパラソルの下のビーチベッドに寝そべってギャルの尻を眺めつつ、あとは、ずっとボディーボードをやっているだけの不届きな合宿だ。 1泊2日移動費宿泊費2食込みで7,700円と…

安倍氏に戦を仕掛ける小沢氏の迷走遍歴

読む人が嫌がるだろうからとサラリーマンに戻ってからはできるだけ書かないようにしている政治的意見を久々に述べることにする。 今回は客観性のある意見ではなく個人の主観を書く。 まず、はじめに、私はこれまで選挙において一度も自民党に投票したことが…

国会議員って損よねえ

国会議員って本当に大変だと思う。 前に、議員庁舎にやっと100人入ったと報じられていたが、私なんぞは「議員庁舎が豪華で何が悪い?議員特権の何が悪い?」と思うほうの人間だ。 世の中がうるさいから、国会議員が卑屈になって議員庁舎に入れないだけでなく…

恥かいても死ぬよりはマシじゃないの!

安倍内閣の組閣のときに「この人だけはまずいだろ…」と思ったのは松岡利勝氏だった。 それをわかっていてそれでも登用する安倍さんにビックリした面もあった。 もちろん、まずい理由はこんな結末になるからではなく、典型的な農水族だからFTAやEAPの邪魔にな…

法律ループ地獄

起業を目論んでいた頃に関係する法律を読みこんでいた時期があったのだが、これこそ無限地獄とでもいいたくなるようなシロモノであった。 例として、以下に建築基準法の一部を載せる。 第七十七条の五十四 第六十八条の二十五第三項(第八十八条第一項におい…

大前研一氏の発想

私が意見を最も支持している人物の1人は大前研一氏である。 前回、「抜本的な改革をできる人に権力集中型・大統領型の首相をやってもらいたい」と書いたが、もし、仮に、「誰かにそれをやってもらいのなら誰がいい?」と聞かれたとすれば、私は「大前研一氏…

夕張市と人類

先日財政破綻した夕張市は職員数を半減させたうえ、職員の給与も3割削減させて、20年超かけて再建する計画を発表したようである。 「やればできるじゃん!」とかなり感心した。 また、これが夕張市だけの問題でないことは一目瞭然である。 国や地方自治体の…

小泉政権終幕・安倍内閣発足

小泉政権が終幕した。 小泉政権は改革色の強い政権と一般的に認識をされている面があるが、振り返るとそうでもないことはすぐにわかる。 小泉氏が表に掲げた郵政・道路民営化改革が骨抜きに終わったことぐらいはちょっとモノゴトがわかる人なら誰でもわかり…

クーデターですタイ!

私が日本の次に好きな国はタイである。 単にメロディーが頭から抜けないからにすぎないが、なんとなしに口笛を吹く曲第1位はなんとタイ国歌であるぐらいである そんな国でクーデターが起きたとあっては一大事である。 そもそもタイにおいて軍によるクーデタ…

“アジア”は広いんだぞ~!

日本国内には、「もう少し、アメリカ寄りからアジア寄りへバランスをシフトしたほうが良いのでは?」という意見を言う人が常に存在する。 そもそも、私は「アジア」という言葉や概念が昔から好きではない。 アジアという地域はヨーロッパ以東のユーラシア全…

安全保障の「イ」

日本が日米同盟重視なことをとかく悪く言いたがる人が多いようだが、私はそういう人はバランス感覚のない人だと思う。 ましてや、「最近の日本は右傾化している」などと言う人は現状認識力の限りなく弱い人であろう。 仮に、日本国民が現在の中国のしたたか…

アメリカ産牛肉輸入再開

やっとのことでアメリカ産牛肉の輸入が再開された。 アメリカ産牛肉の輸入に反対する人には「杞憂」という言葉を送りたい。 食べた人がBSE感染牛を食べてヤコブ病になる可能性はそれほど低い…。 世の中にはほとんどゼロに近い確率で起きる事故の可能性につい…

朝鮮日報があんまりです

商売相手として不可欠の存在である中国は本当に脅威的な存在だが、隣のヒステリー気味な国のことはどうでもいいし、各方面からツッコミが入りまくっているから、いちいち書くまでもないと思っていたのだが、ライブドアのポータルにかなりおもしろい記事があ…

老獪な反動

「麻垣康三」と言われていたが、もう麻垣さんのあがきは必要ないだろう…。 日経新聞にも「康三」ならぬ「安福」と書かれていたが、そのほうがシックリくる。 ところで、両方とも森派ということで、森喜朗氏の意向が取りざたされることが多い。 しかしながら…